【山口天気 夕刊9/28】29日(金)は「中秋の名月」絶好のお月見日和も名月観賞は羽織り物の用意を 深まる秋への準備も万全に!
28日(木)の山口県は、昼間は雲が目立つ空でしたが、夕方から徐々に雲は減っていき、日が暮れてからは旧暦8月14日・十五夜1日前の「待宵(まつよい)」の月が夜空に昇ってきました。
29日(金)は、絶好の気象条件で、お月見が楽しめそうです。朝鮮半島方面から進んでくる高気圧の晴天エリアに山口県が入ることで、一日を通して安定した天気が続きそうです。
注意したいのが気温変化で、このあとの夜は放射冷却の影響で、やや冷え込みが強まり、29日(金)朝の最低気温は20度を下回る所が多くなりますが、29日(金)日中の最高気温は30度以上の所も多くなり、昼間は日差しの下では少し汗ばむ暑さとなります。
昼間は半袖の服装が活躍し、こまめな水分補給など熱中症対策も心がけたいところですが、朝晩は長袖の服装が必要な少しヒンヤリする空気に。激しい寒暖の変化に合わせて体感の調節を行っていきましょう。お月見には軽い羽織り物などが重宝すると思います。
今週末、土曜日は朝は晴れますが、午後は気圧の谷の通過で雲が増え、所々にわか雨も。この気圧の谷の通過をきっかけに、大陸からカラッとして涼しい秋の空気が流れ込んでくる見込みです。10月に入るとともに最高気温が30度に届くことはなくなり、朝晩は一段と冷え込む日も多くなる、と見込まれます。
中秋の名月の前、昼間の晴天のうちに、秋物の服装の用意、衣替えや、秋物の布団を天日に干すなど、季節がガラッと変わる前に、来たるヒンヤリ空気にシッカリ備えていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)