【山口天気 夕刊9/25】まだ夏の空気が少し優勢でムシムシ・ジメジメ空気続く 10月突入とともに深まる秋へ
23日(土)~24日(日)の週末は、北から秋の涼しい空気が流れ込み、日曜日の朝には今シーズン一番の冷え込みの所も多くなったほか、大陸生まれのカラッとした空気に包まれて、日曜日の山口市内の最小湿度は31%まで下がりました。しかし、週明けの25日(月)は、また少し南の夏の空気が盛り返し始めている状況で、山口県は夏と秋の空気の境目で発生する雲が広がりやすくなるとともに、細かい雨雲が流れ込んでにわか雨の所もありました。この雨雲も、南から流れ込んできており、南の夏の空気が少し盛り返してきていることが分かります。
山口県は26日(火)にかけても、夏と秋の空気の狭間による雲が広がりやすく、一部、細かい雨雲が流れ込んで、にわか雨の可能性もある、とみています。特に日本海側のエリアや内陸部ほど、気まぐれなにわか雨に、ご注意ください。
最高気温は30度には一歩届かない所が多いものの、この時期にしてはやや高めの気温で、湿気も多く、空気はジメジメ感じられそうです。
今週半ばは晴れ間が多くなりそうですが、これは南から張り出す夏の高気圧のエリアに入ってくるからで、最高気温は30度を超えて、湿気も多く少々ムシムシした暑さにもなってきそうです。ただ、週末頃から再び夏と秋の空気が入れ替わり始め、10月スタートとともに、一段と秋の深まりを実感するヒンヤリした空気に包まれてくる、とみています。
今週は、まだ少々残暑はありそうですが、10月からの衣替えに向けての秋物の服装の準備は、着々と進めておきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)