KRY山口放送

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 山口県防府市の県立総合医療センターでことし1月、がん患者に薬の量を誤って処方していたことがわかりました。

 2月には別の薬でも誤った投与があり患者はその後、亡くなっていますがセンターは「死亡には起因していない」としています。

 県立総合医療センターによりますとことし1月、がん患者にステロイド薬を処方する際に1日あたり4ミリグラムとするところを誤って1日あたり44ミリグラムを処方しました。

 また、ことし2月には同じ患者に痛み止めのモルヒネを予定の2倍投与するミスをしたということです。

 センターではミスを認め患者と家族に謝罪しましたが患者はその後、がんで亡くなりました。

 センターの調査では「誤投与による重篤な副作用は生じておらず死亡には起因しない」としていて「今後は職員一丸となり再発防止に取り組む」とコメントしています。