【山口天気 夕刊9/18】連休明けの19日(火)は晴れ間多めも一部にわか雨 木~金曜の雨を境に季節は秋本番に前進へ
3連休の山口県は、朝鮮半島~日本海に停滞する前線に向かって湿った空気が流入し続けたことで、度々雨雲が湧き上がる不安定な天気が続きました。
19日(火)は、前線の活動がいったん弱まり、天気図では西日本付近で途切れる形になる見込みで、3連休の時よりは天気不安定は解消し、晴れ間が多くなる、と見込んでいます。
ただ、これまでに流れ込んだ湿った空気は残るため、範囲は狭いものの一部で雨雲が湧き上がる心配はあるほか、昼間は、まだまだ夏の名残を感じる蒸し暑さも続く、と見込んでいます。
熱中症対策は引き続き、シッカリ行いましょう。
今週後半は、大陸方面で繋がっていた前線上に低気圧が発生して西日本に進んでくることで、木~金曜日で3連休の時より広い範囲で天気が大きく崩れそうです。
そのあと、今週末はやっと前線が県内より少し南へ…ムシムシ、ジメジメした空気から、北の大陸方面からのカラッとした空気へと入れ替わってくる見通しです。
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれますが、今週末の土曜日は「秋分の日」。今のところは夏がまだ粘り続けていますが、古からの暦通り、秋のお彼岸を迎える頃から、ようやく季節はシッカリ秋に歩みを進める、ということになってきそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)