投稿が物議を醸しているホ・フン選手(写真:AP/アフロ)

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バスケットボール韓国代表のホ・フン選手が、東京電力福島第1原発処理水の放出を揶揄したとも取れる投稿をインスタグラムで行い、物議を醸している。

韓国代表は、2023年9月23日に開幕する杭州アジア大会に備え、5日から日本に滞在中だ。福島県を含む複数の合宿地を移動しながら日本のプロチームと試合を行いトレーニングするという。

「日本の福島に行く前にたくさん食べておこう」

 

問題となったのは、ホ・フン選手が5日までに公開したインスタグラムのストーリーズ投稿だ。

同じく韓国代表のハ・ユンギ選手と食事をした際のもの。笑顔のハ・ユンギ選手と大量のズワイガニなどが並べられたテーブルの写真に、韓国語で、

「日本の福島に行く前にたくさん食べておこう、ユンギ...」

とのコメントを添えていた。

韓国の中央日報日本語版は、ホ・フン選手の投稿について「ネット上で炎上している」と伝えている。

ソウル新聞の5日付記事では、韓国では処理水の放出に関し、選手らの健康を危惧する声もあるとして、それに対する「選手の健康及び安全に対する問題がないように準備する」との」との大韓バスケットボール協会側のコメントを紹介している。記事によれば、韓国チームは福島に2泊するという。

日本のSNSでは、「来たくなきゃ来るなよ。お前らに食わす魚介類は無い」「福島の食に不満あるなら日本で合宿やるなよ」など、ホ・フン選手の投稿に対する批判が相次いでいる。