メンタリストDaiGoさんのXより(@Mentalist_DaiGo)

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メンタリストDaiGoさんは2023年9月6日、消費税の仕入税額控除の新たな方式「インボイス制度」への反対署名に苦言を呈した実業家・堀江貴文さんの投稿に賛否の声が上がった件をめぐり、「そもそも消費税という制度自体がいらない」などとX(旧ツイッター)で持論を展開した。

堀江さんをめぐっては5日、東京新聞の記事を引用しながら「これまで消費税を『着服』してたくせによー言うわ。ちゃんと払えや」などとコメントしていた。

「そもそも消費税という制度自体がいらない」

23年10月から始まる「インボイス制度」(正式名称:適格請求書等保存方式)は、取引の正確な消費税額と消費税率の把握を目的として導入される。定められた期間内の課税売上高が1000万円以下の法人や個人事業主など、消費税の納税義務が免除されている「免税事業者」とその取引先に大きな影響が出るとして、多数の免税事業者を抱える業界から不安の声が上がっている。

この制度に反対する「インボイス制度を考えるフリーランスの会」は9月4日、制度の中止や延期を求める36万票以上のオンライン署名を財務省に提出し、複数メディアがこれを報じた。

堀江さんは5日、東京新聞の「インボイス反対に署名36万筆超 個人事業主ら、財務省に提出」という記事を引用しながら、「これまで消費税を『着服』してたくせによー言うわ。ちゃんと払えや」と、インボイス制度への反対署名運動にXで苦言を呈した。

その後も「みんな払ってる消費税を払わずに下駄履かせてもらってなんとか成立していた商売はそもそも商売として成り立ってない」と続け、ユーザーのコメントに「自分は弱者だから強者からお金を貰うべきだ、という怠け者思想です」と返すなどしていた。

堀江さんの投稿に対し、SNSでは「着服までは言い過ぎです」「これは悪意のある誘導」と批判する声が上がる一方、「堀江さんの言葉は乱暴だけど納得してしまう自分もいる」「これには同意」と賛同する声も上がっている。

こうした中、DaiGoさんは6日、堀江さんの投稿を取り上げた記事を引用し、「そもそも消費税という制度自体がいらないのに、怒りの矛先を堀江さんとか著名人に向けていくあたり、なんともまあコントロールしやすい国民に成り下がったものだ日本人は」と持論を展開した。

続けて、「と、思われそうですな昔の方が見たら。もっと戦う国民だったはずなんだけどなぁ。信長転生待ちか」とコメントした。