【とうもろこし農家激推し】今しか味わえない「ヤングコーン」簡単レシピ3選♪揚げる!炊き込む!肉で巻く!

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こんにちは!鹿児島県でとうもろこしや西洋野菜を栽培する農家の瀬川知香です。6月に入り、ヤングコーンの収穫が最盛期を迎えています!でもヤングコーンって、水煮をそのままサラダにしたり、茹でて添えるくらいしか食べ方を思いつかない方も多いのでは?実はヤングコーンは火が通りやすく、味わいもあっさりしているので色々な料理と相性バツグンなんです♪今回は、旬のヤングコーンでとっても簡単に作れる3つのレシピを紹介します!

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ヤングコーンについて



ヤングコーンとは、とうもろこしの実が大きくなる前に収穫した野菜のこと。
とうもろこしは1株にいくつも実りますが、そのままにしておくと栄養が分散して甘く大きく育たないため、摘果を行います。その摘果されたものが、ヤングコーンとして市場に出回るんです。

皮を剥いた状態でパック詰めされたものもありますが、できれば画像のように皮がついたままのものがおすすめ!日持ちするため、フレッシュなおいしさが長く楽しめます。

また、とうもろこしのように芯から粒を外す必要はなく、丸ごと食べることができますよ。

ホクホク食感がクセになる♪「ヤングコーンのピラフ風炊き込みご飯」



材料(4人分)
米…2合
ヤングコーン…10本
スライスベーコン(ハーフ)…50g
コンソメ(顆粒)…小さじ1
塩…小さじ1
バター…10g

作り方
1.  ヤングコーンは1cmの輪切りに、ベーコンは1cmの角切りにする。



ヤングコーンを輪切りにすると、お花のような形になります♪

2.  炊飯器に米と2合分の水(分量外)を加える。1と塩、コンソメを加えて軽く混ぜ合わせたら、通常炊飯モードで炊く。



水の量は、通常炊飯と同じ量でOK。



炊いていると、ヤングコーンの甘い香りが部屋中に広がります。

3.  炊きあがったら、熱いうちにバターを加えて優しく混ぜ合わせる。



炊飯器に花が咲いたようなかわいい見た目!



熱々のご飯なので、すぐにバターが溶けますよ。



完成です。

う~ん、ヤングコーンのホクホクとした食感が楽しい!
炊くことで、茹でた時よりもヤングコーンの旨味が引き出されています。
ベーコンの塩味とバターのコクがたまりません。黒こしょうをかけてもおいしいですよ。

冷めてもおいしいので、お弁当にもピッタリです。











ジューシーなおいしさ「ヤングコーンの豚肉ぐるぐる巻き」



材料(2人分)
豚バラ肉…100g
ヤングコーン…10本
サラダ油…適量
ポン酢じょうゆ…適量

作り方
1.  豚バラ肉を7cm幅に切る。



2.  1でヤングコーンを巻く。






3.  フライパンにサラダ油を中火で熱し、2を並べて焼く。焼き色が付いたらひっくり返し、両面しっかりと焼く。



重ならないように並べてくださいね。



こんがり焼きあがりました!お皿に盛りつけて完成です。



豚バラ肉のジューシーな脂が、さっぱりとした味わいのヤングコーンにとても合います。
そのままでもヤングコーンの甘みを感じられておいしいのですが、ポン酢じょうゆをかけて食べるのもおすすめです。
爽やかな味わいになりますよ。



ヤングコーンのコリコリした食感と柔らかい豚バラ肉の食感が楽しく、いくらでも食べられそう。
野菜の肉巻きの新定番に、ぜひ加えて欲しい1品です!











甘さが引き立つ!「ヤングコーンのサクサク天ぷら」



材料(2人分)
ヤングコーン…10本
天ぷら粉(市販)…30g
揚げ油…適量

作り方
1.  天ぷら粉を水(分量外)で溶きます。



使用する天ぷら粉に合わせて水量は調整してください。

2.  1にヤングコーンをくぐらせる。



3.  鍋に揚げ油を170℃に熱し、2をこんがりと色がつくまで揚げる。



わたしの一番おすすめは、ヤングコーンのおいしさがギュッと閉じ込められた、こちらのヤングコーンの天ぷら。

揚げたてを頬張った瞬間、ヤングコーンの香りが口いっぱいに広がります。
サクサクとした衣の食感、シャキシャキ感が少し残ったホクホクのヤングコーンの食感、そしてヤングコーンの甘みをダイレクトに感じられますよ♪

収穫時のかわいい応援者



ヤングコーンを収穫していると、二ホンアマガエルによく会います。
じーっと見つめてくるだけで、もちろん何も言いませんが(笑)。
収穫を頑張っているわたしたちを応援してくれている気がします!



今後も農家として、また宿の女将として、畑や宿、まちの様子を鹿児島からお届けしていきますね!

頴娃のお福分け

瀬川知香(せがわ ちか)さん

鹿児島生まれ、鹿児島育ち。高校卒業後、旅行業界を志し、大阪の旅行系専門学校に進学。大阪の旅行代理店、高知県の観光協会、鹿児島県内の観光系NPO法人勤務を経て2015年に南九州市頴娃(えい)町に移住。これまでの観光業での経験を活かし、宿泊施設の運営や農業体験プログラム「畑旅(はたたび)」の企画等を行う。2018年にとうもろこし農家に嫁ぎ農業にも従事するようになる。農業と観光の連携に邁進する。

★暮らしの宿 福のや、(宿泊施設案内)
https://www.fukunoya-ei.com/
★大野岳の麓 茶や、(宿泊施設案内)
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★頴娃のお福分け(畑の様子や農産物の案内)
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