6月27日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、神宮外苑地区の再開発について作家の村上春樹氏がラジオで反対を唱えたことについて、パーソナリティの大竹まことが「坂本龍一さんや村上春樹さんなど、文化人の人たちが声を挙げると、色んな人が声を挙げる動きが広がるよね」と、文化人の影響力に期待した。

毎日新聞の記事によれば、村上氏が自身がDJを務めるラジオ番組で「外苑前の再開発は個人的には反対。一度壊したものは元には戻りません」とコメント。大竹は「文化人と人たちが声を挙げている。かつてはこういうことはアンタッチャブルなところがあったけれど変わった。小説でもなんでも同時代性の中で生きている。社会にこういう方々が敏感に反応することが広まれば、色んな人が色んな所で声を挙げる動きが広がるね」。と発言を歓迎すると、フリーライターの武田砂鉄氏も「作家の山田詠美さんも外苑地区の再開発について『人には木漏れ日が必要な人と必要じゃない人がいて、木漏れ日が必要じゃない人に木漏れ日の重要性を訴えるのは大変だ』とおっしゃってましたね」と紹介。大竹は「いいこと言うね!年をとったら必ず木漏れ日は必要になりますから!」と力強く訴えた。