持っていると快適&便利な超有能ガジェット6選【GoodsPress 2023上半期AWARD】

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【GoodsPress 2023上半期AWARD】

物価の高騰もあって、デジタル機器のハードルが上がった反面、周辺機器市場は変わらず活気があったように感じられる上半期だった。PCやスマートフォンそのものを買い替えずとも、新しい周辺機器やガジェットを手にすれば、新鮮な気持ちで楽しめるはずだ。

*  *  *

上半期はPCやスマートフォン市場が伸び悩んだ一方、ガジェットや周辺機器の話題には事欠かなかった。

この市場も、アップル関連製品の存在感は強い。例えば、21年に生産終了した「Home Pod」が復活を遂げ、Macでの連携カメラ機能を想定したベルキン製iPhoneマウントなども登場した。

またアップルの“探す”ネットワークに対応した紛失タグが複数メーカーから発売されたことも上半期のトレンド。中でも、グリーンハウスの「DIGL」はストラップが標準で付属し、防水性能も高いなど、使用面で優れる。また、エレコムのApple Watch向け充電器も、ケーブルを本体に収納できるデザインが秀逸だった。

Vlogなどの動画撮影需要に関しては、Anker初のワイヤレスマイク「Anker Work M650 Wireless Microphone」も面白い。缶バッジのようなトランスミッターを衣服にマグネットで固定できるなどファッショナブルな仕様が目を惹いた。

スマートホーム関連では、+Styleのスイッチデバイスに注目。市場では後発でありながらも、競合よりもスリムな設計が施されており、使いやすさが際立つ製品となった。

ITライター 井上晃さん
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェトやITサービスなど取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway

 

ーガジェット・周辺機器部門ー

<スマートスピーカー賞>

■使いやすくなって戻ってきた音質重視のスマートスピーカー

アップル
「HomePod」(4万4800円)

eARCに対応したApple TV4Kがあれば、HomePodのステレオペアを、テレビおよび接続機器に連携するオーディオシステムに組み込めます。興味がある方は調べてみましょう

1月に発売された第2世代のHomePod。HomePod miniと同様に、対応のiPhoneをデバイス本体に近づけることで、再生楽曲の引き継ぎ操作などが簡単に行える。天面のTouchサーフェスも端から端まで光るように変わった。

▲振動板を20mm幅で振動させる高偏位ウーファーの搭載によって、サイズを維持しつつ深みのある低音域を実現

 

<デザイン賞>

■えっ!? それがマイク?と驚くこと間違いなし

アンカー・ジャパン
「AnkerWork M650 Wireless Microphone」(3万4990円)

トランスミッター(マイク本体)は、缶バッジのようなデザインになっています。シーンや衣装に合わせて3色から選択できることもポイント。Vlog撮影などに適した製品です

スマートな仕事環境のサポートをテーマにするAnkerのサブブランド「Anker Work」から4月に発売されたワイヤレスマイク。レシーバーをカメラ側に装着し、トランスミッターをマグネットやクリップで衣服に装着して使う仕組み。

▲LightningやUSB-Cのアダプタも付属し、スマートフォンでも使用可能。2.4GHz接続、LC3 plus コーデックにも対応する

 

<テレワーク賞>

■Webカメラを買うより手持ちのiPhoneで良くなりそう

Belkin
「MagSafe対応iPhoneマウント(Macデスクトップおよびディスプレイ用)」(6400円)

22年末にMacBook用マウントは発売されましたが、23年2月にPCモニター用のマウントが登場。「連携カメラ」機能で高い視点からのWebカメラを実現でき、実用性は高いです

MagSafe対応iPhone用のマウント。デスクトップ型MacやPCモニターの上部にiPhoneを固定し、iPhoneの背面カメラやマイクをビデオ通話などに利用できる。三脚にも固定可能。

▲接続した充電ケーブルを裏側に配線するためのホールが備わる。角度は下向き25度まで調整可能だ

 

<IoT賞>

■まとめ買いも検討しやすいコスパ良好の紛失防止タグ

グリーンハウス
「DIGL」(2980円)

AirTagにおけるUWBを使った距離と方向での捜索には非対応ですが、「探す」アプリで管理でき、安価に入手できるのは◎。防水性能の高さやアクセサリーの豊富さも魅力です

Appleの“探す”ネットワークに対応した紛失防止タグ。防水防塵性能はIP66で、リュックサックや自転車など、雨に濡れる位置でも装着しやすい。コイン型電池で駆動し、電池は交換可能。月額料金などは発生しない。

▲標準でシンプルなストラップが付属するほか、犬の首輪用など、様々な用途を想定した周辺機器が充実する

 

<アイデア賞>

■出先でのApple Watch電池切れもこれひとつ持っていれば安心

エレコム
「MPA-AWMCQ」(実勢価格:5460円前後)

Apple Watch用の充電器を携行するか悩みがちな人でも、本製品ならコンパクトに収納できておすすめ。ありそうでなかった機能性が魅力です。高速充電にも対応しています

Apple Watch向けのワイヤレス充電器本体に充電ケーブルを収納できる製品。充電ケーブルにはUSB Type-Cを採用。伸ばした際のケーブル長は約23cmで、収納時には直径40mmx高さ20mmとコンパクトになる。

▲収納時にはケーブル部を本体に巻き付け、コネクター部分を裏面に収納する仕組み。保管や携行時に最適だ

 

<スマートホーム賞>

■ピンポイントでスイッチを押下できるのが良い!

BBソフトサービス
「+Style スイッチどこでも操作セット」(7980円)

専用アプリからの遠隔操作や、トリガーを指定しての自動化設定が行えるため、スマートホームの第一歩に最適。小さめのボタンをピンポイントで操作しやすいことも特徴です

手動式のスイッチを遠隔や自動で操作するためのデバイス。手動式スイッチの近くに両面テープで貼り付けて使用する。5種類のアタッチメントが付属し、深押しスイッチやトグルスイッチなどにも対応可能だ。

▲クリックモード(押して戻る動作)とスイッチモード(押す/戻るの片道動作)の2つのモードを選択できる

※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号30-31ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】

<取材・文/井上晃>

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