つい家や自分のことをがんばりすぎて疲れてしまうことはありませんか? やらなきゃいけないと思っていたことをやめたことで、暮らしがラクになったという経験があるはず。今回は、ESSEでキレイな母ちゃんとして活躍中の安河内程子さんが「やめてよかったこと」を教えてくれました。

キレイな人が「やめたこと」7つ。快適に暮らす工夫

家事に子育て、毎日忙しいはずなのに“なんだか、あの人キレイ!”。そんな「キレイな母ちゃん」たちをESSEは応援しています。

【写真】ティッシュは置かずにはりつけるとラク!

キレイな母ちゃんとして活躍中の安河内さんは、「私は家事がすこぶる苦手で、できればなにもしたくないというくらいに面倒くさがりな性格。そんな自分を自分なりに受け止め、少しでも快適に暮らせる術はないかと日々模索しています」と話します。
そんな安河内さんが「やめてよかったこと」を7つ紹介します。

●1:掃除機をかけるのをやめた

ついにロボット掃除機(ルンバ)を導入しました。発売当初に比べて値段も落ち着いてきたので、手を出すことができました。

自分の仕事を増やしたことで家事が追いつかなくなり、部屋の中が大惨事に。家電に頼ってできる限りラクをしようとルンバを導入することになりました。ルンバを導入したら、帰宅後部屋がピカピカ! 朝、イスをテーブルの上に引っかける必要はありますが、帰ってきたときの心のスッキリ感が全然違います。

そして今、ルンバがすみずみまで掃除ができるよう、家族みんなで床に物を置かないようにしています。ものは「いる・いらない」を仕分けし、できる限りミニマムに暮らせるよう改革中。ルンバがきっかけで、快適な暮らしに近づけています。

 

●2:ティッシュケースやめました

場所を取るティッシュの箱。ダイソーでどこでもはりつけられるホルダーを発見! ダイニングテーブルの下にはりつけて使っています。

テーブルの上がすっきりしただけで、心が落ち着きます。

生活感をなるべく出さないことが、暮らしを豊かにする秘訣なのかなと最近感じます。子どもがいるとどうしても生活感が随所に出てしまい、すぐ散らかってしまいますが、「テーブルの上だけはいつもきれいに」と1か所死守するところを決めてがんばるだけで、心の安定にはいいのでトライしています。いずれ、そういうところが2か所3か所と増えていければいいなと思っています。

●3:お米を洗うのもスーパーで買うのもやめました

無洗米をもうかれこれ6、7年使っています。
毎日、お米をとぐ時間が私にはどうしても憂鬱な時間だったのですが、無洗米ならその時間がゼロに。ここ2、3年無洗米も種類が豊富になってきて、なんとか時間を捻出したいと工夫をしてがんばっている人が増えているのかなと感じ、仲間が増えた気がしてうれしいです。

ちなみに、このお米はふるさと納税の返礼品。お米を買うのもやめました! クルマをもっていないので、スーパーでお米を買って持ち帰るのに毎回一苦労していたんです。でも今はその心配もないので、ありがたいです。

●4:うどんをつくるのやめました

休日のごはんや疲れたすぎたときの夕飯にもってこいな「うどん」。
これまでは冷凍麺を電子レンジでチンして釜玉うどんをつくったり、生麺で温かいうどんをつくったりしていたのですが、そんなことすら嫌気がさしてしまい…。鍋で火にかければ完成する冷凍うどんを買って、週1で食べています。

具材も入っているので、温めてそのまま器に盛ればいいだけで超便利品! 結局、自分でつくるより確実においしいので(笑)、疲れすぎて自分の夕飯はたくさん食べなくてもいいかなというとき、子どもの夕飯に最適。早くできておいしいく、とても助けられています。

●5:泡立てるのをやめました

お風呂で使うボディーソープを、泡状で出てくるタイプにしました。

息子が小学生になり、自分で体を洗えるようになったのですが、お風呂は1つ1つの作業になにかと時間がかかります。そのためぐずぐずしていると、すぐ風邪を引いてしまいそうになったり、だらだらしているとあっという間に就寝時間になってしまったり。

ちょっとした時短でも積み重ねれば休める時間を確保できるので、泡式ボディーソープは本当にありがたいです。泡が出てくるタイプだと、息子も進んで使ってくれるし自立も促せて母は大助かりです。

●6:ファンデーションやめました

ここ2年くらい肌改革をして、ファンデーションをやめました。

いわゆるノーファンデで過ごしており、日やけ止め兼下地とパウダーのみ。化粧をバッチリしていなくても、自分の肌が快適ならば健やかに過ごせると思うようになりました。ノーファンデ前は肌荒れがすごかったのですが、思いきって美容皮膚科に行ってみると、肌トラブルが徐々に減っていきました。

ファンデーションをたくさん使って隠していた頃の金額と比べると、美容皮膚科は少しだけ費用が上がる程度。なので、多少プラスアルファのお金が必要になるかもしれませんが、素肌を整えることで時間も心も余裕が生まれてすごくいいなと感じています。肌が荒れていた頃は、毎日鏡に向かうのが億劫でしたが、今は毎朝なにも考えなくていい日が多く、時短にもなっています。

●7:インスタグラムをやめました

SNSがもともとそんなに得意ではなかったのですが、流行に乗って2年ほど前までインスタグラムに投稿をしていました。でも、やっぱり自分の中でしっくりこず、いったんSNSからは距離を置きました。今は古参のSNSである「ブログ」が自分にとっては快適だということにたどり着き、ブログでのみ発信をしています。SNSは情報を取得する上ではすごく便利なツールですが、私にとってはなんとなく心がざわついたり、余計なことを考えてしまう時間も増えてしまうものでした。

もちろん今の時代、仕事や防災などSNSを利用することはなかなか避けては通れませんが、プライベートでは、自分の心地よいSNSを見つけたり、アナログでも生きていけるのであればそれも1つの選択肢なのかなと感じています。流行を追わなくても、古いと言われても、自分が好きなものに囲まれて自分が心地よく生きられればいいと、のんびりな気持ちで過ごせています。