いじらずにいられない“ハンターカブ”【アウトドア系カスタムでいこう!】

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【アウトドア系カスタムでいこう!】

街乗りやキャンプツーリングで大人気のハンターカブ。無骨さとかわいらしさを合わせ持つ同車は、カスタムベースとしても大人気。そんなハンターカブのカスタムライフにハマっている人気ブロガーに魅力を聞いた。

*  *  *

一度“降りた”反動なのか、リターンライダーは凄まじく元気! 複数台のバイクを所有し、ツーリングリポートなど、溢れるバイク愛をブログに綴っているケンパパさんもその一人だ。

「40歳になったあたりで再びバイクに乗り始め、HONDA NC700SやBMW R nine T RACERなどを購入しました。これらのバイクでも十分に楽しかったのですが、お手軽なバイクも欲しくなり、目を付けたのがハンターカブでした」

気軽に乗るためのバイクだったが、これによりイジる楽しさに目覚めてしまったという。

「近場の移動に加えて、キャンプや野鳥観察のためのバイクでした。そのため、まずは荷物の積載のためのカスタムから始めたのですが、次から次へとやりたいことが増えてしまって…。元々バイクのカスタムは好きでしたが、こんなに楽しいベース素材はないですね!」

まず手始めにカスタムしたのは前後のキャリア。

「こんなに積めるのかと思うほど積載量が増えました。薪だけではなく、薪ストーブを積んでもしっかり走ってくれます。あとはブロックタイヤに履き替えて走破性を高めたことで、林道や川の中も走れるようになりましたね」

荷物が積めるようにした後は、より走れるようにしたくなるのがライダーというもの。

「“バイクらしさ”がプラスされるデジタルメーターは気分が高まりますし、バイク用の前後ドラレコは今や必須のアイテムです。安全・快適に走れるカスタムですが、見た目もかっこよくなりますからね。このバイクはアフターパーツもたくさんありますし、手軽さも魅力。クルマに比べれば圧倒的にリーズナブルですし、思い切ってカスタムすることができますよ。自分で少しずつ手を加えていくのもまた楽しいですね」

このケンパパさん仕様のカスタム・ハンターカブで、高千穂〜秋吉台を合計1000km下道オンリーで走ったという。ブログでは今後も楽しいハンターカブ日記が期待できそうだ。

ケンパパさん
バイクブーム真っ只中の80年代を経て数十年。現在、ロイヤルエンフィールドなど複数台所有しているが、目下のお気に入りは、アシにアウトドアに活躍するハンターカブ。ブログ「ケンジ@新たな挑戦」を運営中。

 

■ケンパパさんのカスタムハンターカブをチェック

OPMID製のデジタルメーターを装着。「ギアやエンジン回転数が表示され、バイク感が高まり非常に満足感が高いです」

「取り付けには家にあるステーやボルトを使ったので0円でした」というマフラーはホンダCT110純正品をセット。

やたらとメカメカしいハンドルには「煽られることもある」ことから、バックミラー代わりもなる前後ドラレコをセット。

河川に降りたときにノーマルタイヤでは走行できないことから、ダンロップK350タイヤの"リア用"を前後にセットしている。

どんなに積んでもぐいぐい走るのがハンターカブ。「テントや薪、さらにはストーブも積載可能。ソロキャンプとの相性は非常に良いので、今後もっとキャンプスタイルが流行っていくかもしれないですね」

自転車用のカゴを流用しリアキャリアにセット。積載量も十分でカメラ本体、望遠レンズに三脚を積んでも余裕だとか。

「リアにたくさん荷物を積載すると転倒する」ということで、サイドスタンドは2本足化して安定感を高めている。

※2023年5月6日発売「GoodsPress」6月号104-105ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【アウトドア系カスタムでいこう!】

<取材・文/GoodsPress編集部>

 

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