【青髪のテツ】「ここだけの話…“なすの煮浸し”はレンチンだけで完成します!」え、炒めなくてもいいの!?

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こんにちは、スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。本格的に夏野菜のシーズン到来ですね。夏野菜の中でも、僕が個人的に一番好きなのは「なす」。特に味がシミシミの「なすの煮浸し」は大好物なんです。でも、なすを炒めてつゆにつけて…と、調理に手間がかかるのが難点。そこで、レンチンで出来る超時短「なすの煮浸し」レシピを考案しました。「レンチンだけで本当に煮浸しになるの~?」と疑いの目で見ているそこのあなた!ぜひ、ダマされたと思ってチャレンジしてみてください☆

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超お手軽!「レンジでなすの煮浸し」



材料(2人前)
なす…1本
ゴマ油…大さじ2
かつお節…適量
刻みねぎ…適量

〔 A 〕
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2
みりん…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
砂糖…小さじ2
チューブ入りしょうが…2cm
水…150ml


作り方
1.なすを大きめにカットする。



2.ゴマ油をかけて混ぜる。





3.600Wの電子レンジで3分加熱する。



4.3の上から、〔 A 〕を混ぜ合わせた調味液をかける。



取り出すとき、容器が熱くなっているのでヤケドにご注意を!

5.再び600Wの電子レンジで3分加熱する。



6.皿に盛り付け、かつお節や刻みねぎをのせたら完成。



以上!



うーん、味が染みていておいしーい!
しょうがとなすの組み合わせは無限にご飯が進みますね。
お酒のおつまみにもぴったりな一品です。

この「レンジでなすの煮浸し」は、レンジでの加熱時間を除けば5分程度で出来ます。
本当に簡単でおいしいレシピなので、ぜひ試してみてくださいね。

ちなみに、このレシピにあたって、おすすめの品種は「大長なす」です。
大長なすは、加熱するとトロトロになる特徴があり、味がしみ込みやすいので、噛むとつゆがジュワっと溢れます。

他にもよく見かける「長なす」や「千両なす」でもおいしく作れますよ。
逆に肉質が硬い米なすなどは、このレシピには向かないので注意してください。

※今回の画像は、長なすを使用したものです。

新鮮でおいしいなすの選び方

鮮度が良く、おいしいなすを選ぶ際、注目すべき4つのポイントを紹介します。

①ガクのトゲが鋭い

②ずっしりと重い

③皮が濃い紫色

④実とヘタの間が白い

最初に「ガクの状態」をチェックしましょう。
新鮮ななすには、ガクに鋭いトゲがあります。



収穫後時間が経ち、水分が抜けてしまったり、流通時に擦れたりすると、トゲは丸くなっていくんですよ。
※品種によっては、元々トゲが無いなすもあります。

次に「重さ」に注目しましょう。

ナスは93%が水分と言われており、収穫後時間が経つと水分が抜けていきます。
なので、鮮度の良いなすほど重くて皮にハリがあります。
太陽の光をいっぱい浴びて育ったなすは濃い紫色になるので、皮の色もチェックしてみてくださいね♪



最後に「ガクと実の間の色」に注目してみてください。
これは農家さんから聞いた話ですが、なすのこの部分は白いほうが良いそうです。
ここに白い部分があるなすは朝収穫された証拠で、なすが太陽に当たる前に朝採りすることによって、成長した部分が白いまま出荷されているんですって。

朝採りのなすは、特にみずみずしく日持ちもするんですよ。



わたしが仕事でなすの鮮度チェックをするときも、ガク付近を重点的にチェックします。
ガクは白いカビが生えやすいですし、ガク付近の実から傷みやすいので買う際もガク付近をチェックしましょう。

なすをたくさん食べて~!



夏なすは、実が引き締まっている分、味も凝縮されているので、とってもおいしいんですよ。
これからの時期、流通が多くなるのが楽しみですね~。

一方で、秋なすは柔らかくみずみずしいので、「なすといえば秋なすでしょ!」という方も多くいます。
確かに秋なすもおいしいですが、夏のなすにもまた別の魅力があるんですよ~!

この記事を参考に、たくさんなすを買って、いっぱい食べていただけるとうれしいです。