プロスペックスのスピードタイマー新作は、1/100秒計測可能で積算表示が完全独立!
セイコーとスポーツとの関係性を語るとき、欠かすことができないのが1964年に東京で行われれた国際的なスポーツの祭典。それまで不可能だった1/100秒単位の高精度計時に挑み、成功させたセイコーは、現在も正確な計時性能でアスリートたちをサポートし続けています。
こうした連綿と続くストップウオッチ開発の歴史を象徴するものとして2021年に誕生したのがセイコー プロスペックスのスピードタイマー・コレクション。この夏は全く新しい設計思想のソーラークロノグラフが仲間入り(11万円〜)。斬新なレイアウトのダイヤルが大きな注目を集めています。
セイコー プロスペックスよりこの7月8日発売されるのは、スピードタイマー ソーラークロノグラフ 4モデル(11万円〜12万1000円)。
うち2種はレギュラーモデルで、残る2種はそれぞれ、世界陸上ブダペスト23開催と、アナログクオーツクロノグラフの誕生40周年を記念した限定モデルとして登場します。
スポーツ計時においては当然のことながら、何よりも優れた計時機能や確実な判読性が優先されますが、そうした高い実用性能を体現するデザイン哲学に基づくクロノグラフ・ウオッチとして展開されているのがこのスピードタイマー。
今回登場する新作では、4つのモデルすべてにおいて新開発のソーラークロノグラフムーブメント“キャリバー8A50”を搭載。1/100秒単位で経過時間を計測できる精密さに加えて注目を集めているのが、積算表示を完全に独立させるという、全く新しいダイヤルレイアウトです。
▲「SBER001」
6時位置に配されたメインダイヤルは時刻を知らせるもので、サブダイヤルは2時位置が1/100秒、10時位置が1/10秒、12時位置が秒積算計。そしてストップウオッチモード時には6時位置の基本時計が60分積算計へと切り替わり、正確な計時とともに確実な視認性が確保できるようになっています。
ケースサイズはいずれも42mm径×12.9mm厚、操作しやすさを考えてハンマー型にデザインされた3つのプッシュボタンも実にユニーク。
▲「SBER003」
レギュラーモデルのカラーバリエーションはホワイト「SBER001」、ブラック「SBER003」の2種類(各11万円)。
いずれもメインダイヤル・サブダイヤルはブラック、針はシルバーとすることで判読性をアップ。必要な要素をミニマムにまとめた潔さが魅力なモデルです。
▲「SBER007」
世界陸上ブダペスト23の開催を記念した限定モデル「SBER007」(12万1000円 ※世界限定4000本)はダイヤル、ケース、ブレスレットまでオールブラックでまとめた渋い1本。
ダイヤルには競技場のトラックをイメージした型打ち模様が穿たれ、サブダイヤルの小針と外周リングには栄光を象徴するゴールドを添えるなど、記念モデルにふさわしい風格が漂います。
▲「SBER005」
さらに1983年に発売された世界初のアナログクオーツクロノグラフの40周年記念モデルとして登場するのが「SBER005」(11万5500円 ※世界限定4000本)。
グレーを基調としたダイヤルやオレンジ色の針などは、1992年に発表された世界初の1/100秒計測ストップウオッチ搭載アナログクロノグラフへのオマージュです。
>> セイコー プロスペックス
<文/&GP>
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