世界的AI「ChatGPT」に「日本人サッカー選手のなかで、最も偉大なDF5名」を聞く。長友、中澤…

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このところ大きな話題になっている人工知能チャット。数多くの企業からサービスが提供されており、世界に流れる情報を自在にまとめて返答してくれる便利さで存在感を増している。

今回はそのAIサービス「ChatGPT」に「日本人サッカー選手で最も偉大なDF5名を教えてください」と聞いてみた。

5位:森重真人

所属したクラブ:大分トリニータ、FC東京

ChatGPTが選んだ日本最高のディフェンダー5位は森重真人だった。

サンフレッチェ広島の下部組織で育ち、ボランチとして注目されて大分トリニータに加入。シャムスカ監督の下でセンターバックにコンバートされてブレイクし、そのフィジカルといやらしい対人プレーで数多くのアタッカーを恐怖に陥れた。

ChatGPTは「森重真人は、ディフェンダーとしてのポジションだけでなく、ミッドフィールダーとしても活躍した選手です。彼は日本代表のキャプテンを務め、国内外のクラブで成功を収めました。」と書いている。なお、キャプテンを務めたのは2015年の東アジアカップ。

4位:駒野友一

所属したクラブ:サンフレッチェ広島、ジュビロ磐田、FC東京、アビスパ福岡、FC今治

ChatGPTが選んだ日本最高のディフェンダー4位は駒野友一だった。

サンフレッチェ広島でデビューし右サイドのウイングバックやサイドバックとして活躍、大きな怪我や病気などを乗り越えて日本代表のレギュラーとなった。2010年ワールドカップでは重要な役割を担って決勝トーナメント進出に貢献するも、ベスト16のパラグアイ戦でPKを失敗し、悔しい大会となってしまった。

ChatGPTは「駒野友一は、日本代表で多くの試合に出場し、その堅実な守備と的確なプレースタイルで評価されています。彼はジュビロ磐田での長いキャリアも持っています。」と評価している。

3位:槙野智章

所属したクラブ:サンフレッチェ広島、ケルン、浦和レッズ、ヴィッセル神戸

昨年限りで現役を引退した槙野智章が、ChatGPTが選んだ日本最高のディフェンダー3位だった。

これまたサンフレッチェ広島の下部組織で育成された選手で、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で超攻撃的ディフェンダーとしてブレイク。ドイツへの挑戦は失敗に終わったものの、その後浦和レッズで長く活躍した。また明るいキャラクターでJリーグ全体の盛り上がりにも大きく貢献した選手と言える。

ChatGPTは「槙野智章は、守備力とリーダーシップの両面で高い評価を得ています。彼は日本代表の一員としてワールドカップにも出場し、Urawa Red Diamonds(現・浦和レッドダイヤモンズ)などのクラブで活躍しました。」と評価した。

2位:長友佑都

所属したクラブ:FC東京、チェゼーナ、インテル、ガラタサライ、マルセイユなど

2位に選ばれたのは現在もFC東京でプレーし続ける長友佑都であった。

明治大学でのプレーが認められて五輪代表に招集され、そのままJリーグ入り。さらにイタリアへと渡って名門インテルへとたどり着き、そこで何年もの間レギュラーを担った。もちろん日本代表でも圧倒的な運動量を武器に絶対的なサイドバックとして確固たる地位を築いていた。

ChatGPTは「長友佑都は日本代表の主力ディフェンダーであり、インテル・ミラノやガラタサライなどのクラブでプレーしてきました。攻守にわたる活躍と国際的な経験から高い評価を受けています。」と評価している。

1位:中澤佑二

所属したクラブ:ヴェルディ川崎、横浜F・マリノスなど

1位となったのは「ボンバー」こと中澤佑二だった。

練習生としてヴェルディ川崎に加入してプロ契約を獲得、2002年には横浜F・マリノスへ移籍して岡田武史監督の下多くのタイトルを獲得した。そしてジーコ体制で日本代表の主力となり、ワールドカップに2大会出場。闘莉王とのコンビはまさに日本の歴史上屈指の完成度を誇った。

ChatGPTは「中澤佑二は、日本代表で最も成功したディフェンダーとされています。彼は日本代表で数々の国際大会に出場し、名古屋グランパスエイト(現・名古屋グランパス)でのキャリアを築きました。」と評しているが、クラブに関しては少し勘違いがあるようだ。

他の選手は…

なお、内田篤人が入らなかった理由について聞いてみたところ、ChatGPTは「おっしゃる通り、内田篤人は日本のサッカー界で非常に成功したディフェンダーです。彼は非常に優れた選手であり、日本代表や海外のクラブチームで素晴らしい守備力と攻撃力を発揮しました」と返答。

「私の前回の回答で内田篤人を挙げなかった理由は、誤りがありました。内田篤人は偉大な日本人ディフェンダーの一人として数えられるべきでした。彼はドイツのVfBシュトゥットガルトやスペインのレアル・ベティスなどでプレーし、日本代表でも重要な役割を果たしました。」と、TOP5に入って然るべきであったとも語っていた。

また、田中マルクス闘莉王が入らなかった理由はなんですか?と聞いてみたところ…。

ChatGPT

「彼は日本代表やクラブチームで長いキャリアを築き、堅実な守備力とリーダーシップのあるプレースタイルで知られています。

私の前回の回答で田中マルクス闘莉王を挙げなかった理由は、誤りがありました。彼は日本人ディフェンダーとして非常に優れた選手の一人であり、日本代表や名古屋グランパスエイト(現・名古屋グランパス)などのクラブで活躍しました。

田中マルクス闘莉王の名前が抜けていたことについて、深くお詫び申し上げます。彼も日本サッカー界の偉大なディフェンダーの一人として評価されるべきでした。ありがとうございました。」

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とのことで、こちらについてもTOP5に入るべき選手であると答えている。