「光る君へ」で主演を務める吉高由里子さん(2014年1月、時事通信フォト)

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 タレントパワー」を調査するアーキテクト(東京都港区)の「タレントパワーランキング」が、俳優の吉高由里子さんが主演を務める2024年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」に出演する俳優の人気をランキング形式で発表しています。

 調査は、国内で活動するタレントから1280人をリストアップし、認知度と誘引率を掛け合わせ「パワースコア」を算出して形成しています。パワースコアは、調査結果をもとに、タレントの認知度と“見たい、知りたい”といった誘引率を掛け合わせた値です。今回は、今年2月に実施した調査データを利用し、一都三県在住の10〜50代男女を5歳刻みで各50人、60代男女を各50人、計1100人を対象に調査、ランキング形式にしたものです。

「光る君へ」は、平安中期に、長編小説といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生が描かれます。武家台頭の時代を目前に、華やかに開いた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の姿を描きます。吉高さんをはじめ、井浦新さん、岸谷五朗さん、国仲涼子さん、黒木華さん、高杉真宙さん、町田啓太さん、吉田羊さんら豪華キャストが出演します。

 3位は俳優の佐々木蔵之介さんでスコアは22.8でした。佐々木さんは、同作で吉高さん演じる紫式部(まひろ)の夫・藤原宣孝を演じます。宣孝は世知に長け、おっとりとした性格の男性。まひろのことは幼いころから知っており、良い話し相手となって温かく見守るという役どころです。

 2位はお笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんでスコアは23.8でした。秋山さんは藤原小野宮流の当主・藤原実資を演じます。藤原道長(柄本佑さん)の先輩格で政治や儀式のしきたりに詳しく学識があるという男性です。道長にとっては尊敬しつつも煙たい存在になっているというキャラクターです。

 1位は吉高さんで、スコアは26.7でした。「光る君へ」では、主人公・紫式部を演じます。まひろは、藤原家の生まれではあるものの、父は受領(ずりょう)階級で裕福な暮らしをしていなかったが、幼い頃から文学の才能を発揮し、後に「源氏物語」を書き始めます。少女の頃に知り合った道長と引かれ合うも、身分の差で結ばれず……というキャラクターです。

 タレントパワーランキング公式サイトでは、トップ8を公開しています。