【農家直伝】混ぜるだけでOK♪セロリ大量投入の「サルサ」作ってみた!シャキシャキ爽やかメキシカ~ン☆
「サルサ」とは、スペイン語で「ソース」のこと。材料はトマトがメインで、玉ねぎや赤唐辛子、パクチーなどを使うのが一般的だそう。でも岡山県でセロリを栽培する農業女子・高越友紀さんは、「サルサにはセロリを使うべし!」と激推し。セロリとトマトのハーモニーで爽やかなサルサになって、タコスにも揚げ物にもピッタリなんだとか!セロリってクセ強なイメージですが…半信半疑で試してみますか♪
レシピを教えてくれたのは、岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、セロリを栽培している高越友紀さんです。
「料理好きの芸人さんが、YouTubeで紹介していたレシピをアレンジしてみました。薄めの味つけなので、物足りないかな?と思いきや、セロリをはじめ野菜のうまみが抜群に効いていて、おいしいんです。野菜好きさんにはぜひ作って欲しいですね」と高越さん。
さっそく作っていきますよ~♪
さっぱり爽やかな万能ソース!「セロリサルサ」
材料(4人分)
セロリ…2本
トマト…大きめ1個
赤パプリカ…1個
塩…適量
オリーブオイル…適量
レモン…1個(市販のレモン汁でもOK)
作り方
1. セロリは葉ごとみじん切りにする。トマト、パプリカは粗みじんに切る。
「芯の部分だけ使ってもよいのですが、葉も入れることで、彩りがUPしますよ」(高越さん)
2. 1に塩とオリーブオイルを回しかけ、レモンを絞り入れてよく混ぜたら完成。
お好みで黒こしょうをかけても。
「セロリのシャキシャキ感に、トマトの酸味、パプリカの歯ごたえが絶妙なハーモニー!セロリとトマトをベースにしつつ、それ以外はお好みで入れる野菜を変えてもいいですよ。参考にした元のレシピでは、赤パプリカの代わりに紫玉ねぎを使っていました。野菜はすべてみじん切りにするので、100円ショップなどで買える野菜カッターを使うとラクですよ~」(高越さん)
「そのまま食べるのもいいですが、わたしは肉や揚げ物にかけるのが好きですね~」と高越さんがおすすめするので、今回は海老カツにON!
おお~爽やか~♪ セロリって、もっとくせのある野菜だと思っていましたが、トマトやパプリカとなじんでとってもいい感じ。ヘルシーだし、揚げ物もさっぱり食べられます。サルサなら、野菜をたっぷりとれるのもうれしいですね。
世界中で愛されているセロリ
セロリはセリ科の植物で、ヨーロッパや西アジアが原産。今では世界中で食べられており、中でも、メキシコのセロリの輸出量は、アメリカ、スペインに次いで、世界第三位だというデータも。サルサソースにセロリという組み合わせが抜群なのは、メキシコでもセロリがよく食べられているからかもしれませんね。
日本でも、セロリは長野県、静岡県など全国で盛んに栽培されています。高越さんが住む岡山県総社市は、かつては西日本有数のセロリ産地だったそう。高越さんが農業を志すきっかけになったのは、地元の名産品であるセロリの魅力を多くの人に届けたいと思ったからだといいます。
高越さんは、インスタでほかにもセロリのレシピを数多く発信しているので、気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
参考URL:独立行政法人 農畜産業振興機構「メキシコにおけるセルリーの生産および輸出動向」
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/kaigaijoho/1911_kaigaijoho01.html
メゾンやまて
高越友紀さん
セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。
●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/