社会人2年目に聞いた「1年目に貯蓄した金額」は? 平均額は“前年比13万円減”の「49万円」
ソニー生命保険(東京都千代田区)が、「社会人1年目と2年目の意識調査 2023」を実施。「貯蓄額」についての結果を発表しました。
「0円」は14.4%
調査は2023年2月、2023年春から働き始める社会人1年生、または就職してから1年がたつ社会人2年生の、20〜29歳の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。1000人から有効回答を得ています。
全回答者のうち、社会人2年生に「社会人1年目の生活で貯蓄した金額」について聞いたところ、最も多かった回答は「100万円以上」で、23.0%でした。次いで、「50万円〜100万円未満」(20.6%)、「0円」(14.4%)となりました。
なお、貯蓄の平均額は「49万円」という結果に。2022年の調査結果と比較してみると、2022年の「62万円」から13万円減少しています。これについて、同社は「新型コロナの流行が沈静化し、外出の機会が増えたり、相次ぐ値上げで出費がかさんだりした結果、貯蓄よりも消費にお金を回した人が多いのではないでしょうか」と分析しています。
また、「30歳時点の目標貯蓄額」については、「500万円〜600万円」が22.6%でトップに。次いで「1000万円〜2000万円」(17.4%)でした。平均額は「788万円」で、2022年の「847万円」から59万円減少する結果となっています。