【じゃないレシピ】「玉ねぎ」ならぬ「セロリ」で牛丼作ってみた!煮込んでもシャキ旨な神食感♡【農家直伝】

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「牛丼食べるなら、ねぎだくで!」という方…多いのでは?わたしも、その一人。甘~いつゆシミシミの玉ねぎがなきゃ、牛丼にあらずと思っていたのですが、なんと農業女子・高越友紀さんは、代わりに「セロリ」を使うんだとか。果たしてセロリに、あの味シミ玉ねぎの代役が務まるのか!?検証すべく、さっそく作っていきますよ~♪

【じゃないレシピ】「玉ねぎ」ならぬ「セロリ」でタルタルソース作ってみた!辛味ゼロで、爽やか~♡【農家直伝】

レシピを教えてくれたのは、岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、セロリを栽培している高越友紀さんです。



「この牛丼を思いついたのは、おいしい牛肉があったのに、玉ねぎがなかったから(笑)。だったら、うちのセロリを代わりに入れてみたら?と思ったんです。これが大正解!食べてみると、セロリのシャキシャキ感がすごい際立つんです。セロリ特有の風味も消えて、見た目も違和感なしですよ」と高越さん。

その作り方がこちら!

玉ねぎをセロリにチェンジ、以上!「セロリ牛丼」



材料(3~4人分)
セロリ(茎)…2本
牛バラ薄切り肉…400g
酒…大さじ2
しょうゆ…大さじ6
みりん…大さじ2
砂糖…大さじ6
ご飯…丼3~4杯分



作り方
1.  セロリは薄く斜めにスライスする。



2.牛肉は5cm長さに切る。



3.  鍋に酒、しょうゆ、みりん、砂糖を合わせ入れ、セロリを入れて色がつくまで煮立たせる。









4.  3に2の牛肉を入れて、軽く火を通したら完成。





「今回、セロリは茎部分だけを使って作りましたが、葉を入れてもOK。セロリの葉は見た目がかわいいので、生葉を添えてもいいですね。葉はもちろんそのまま生で食べられますよ。お好みで半熟卵などをのせると、彩りもアップします」(高越さん)





ひと口食べてみると、セロリに牛丼のつゆがシミシミでおいしい~。玉ねぎは、とろとろまで煮込む派、硬さを残す派あると思いますが、セロリを使う場合は、煮込んでもクタ~っとならず、シャッキシャキの食感がいいアクセントに!

これは、玉ねぎラブのわたしでも、まいりました~といいたくなる高クオリティなお味です。

セロリのスジは取らなくても大丈夫!?

セロリが好きな人も苦手な人も、食べたときに固く残る「スジ」が気になるとき、ありませんか?

高越さん曰く「セロリのスジが気になるのは、セロリの約95%を占める水分が抜けて、残った繊維が口に当たるからかも」だそう。

そういうときは、セロリの根元に包丁で切れ目を入れ、そのまま手で、すーっと引っ張るようにしてスジを取るといいとか。





「でも、ちょっと手間ですよね。スジを取らなくても、繊維を断ち切るように包丁を入れたり、細かく切ったりなど、調理法を工夫するだけでも、ぐっと食べやすくなりますよ。わが家では、基本スジはとらないですね」(高越さん)



できれば、スジが気にならない、水分たっぷりの新鮮な状態で食べるのが理想ですが、ちょっと時間が経ってしまった…なんてときは、参考にしてくださいね。


メゾンやまて

高越友紀さん

セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。

●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/