【料理の裏ワザ】ピーナッツの皮を一瞬で大量に剥く方法を試してみた!え、ペットボトルで⁉科学の実験みたい♪

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今日はピーナッツのお話。みなさん、ピーナッツの薄皮ってどうしていますか?1つずつ丁寧に剥いて食べている⁉それとも皮ごとパクパクいっちゃってる⁉できれば、手早く簡単に皮が剥けたらいいですよね。で、こんな裏ワザを見つけました。なんでも、一瞬で、大量の皮が簡単に剥けるという超裏ワザです。ちょっと科学の実験みたいなおもしろい方法なんで、さっそく試してみます。ぜひご覧ください!

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早く食べたいピーナッツ

今回はフジテレビ系バラエティ『我流しか勝たん!』で紹介されていた裏ワザに挑戦。
なんでも、ピーナッツの皮を一気に剥いちゃうというもの。
子どもたちのおやつや晩酌のおつまみなどに大活躍のピーナッツですが、この裏ワザは理科の実験みたいで楽しそうです。



というわけで皮付きのピーナッツをご用意しました。
確かに1個1個剥いて食べることは可能ですがチト面倒。かといって、一気にザーッと口に放り込んで皮を気にせずボリボリ食べるワイルド食いは…できませんよね。
皮付きピーナッツを買ってくるとそこが難点。
皮を気にせず大胆に食べるか、剥いてちびちび食べるか、それが問題だ。



ご覧ください。
ジュースの1つも入っていれば、それだけで今日のおやつになるというのに、準備するのは空の2Lペットボトルです。

裏ワザのために工作開始!

準備したペットボトルには少々加工が必要です。

まず、ペットボトルの上部にピーナッツを入れる切り込みを入れます。



完全には切り離さず、一面のみ残しておきましょう。
口がぱかっと開く感じでちょっと可愛い。

続いて、ペットボトルの下の方にコの字型の切れ込みを入れます。



コの字をちょうど右に90度倒すと、コの開いている部分が上になりますよね。この上向きのコの字に、切り込みを入れます。側面の底に近い方に入れたら、それと向かい合う面にも同様にコの字の切り込みを入れます。

これで加工は完了!
いよいよピーナッツを投入!…とその前に、もう一手間。

ピーナッツを袋に入れて、よく揉みます。
これによって皮が分離してくれるので、取り除き易くなるのです。
実験してみて分かったのですが、この過程かなり大事です。しっかり揉みましょう。



それにしてもピーナッツの皮が粉々になっている袋。
ただそれだけで「こぼれたら、この袋をぶちまけちゃったら、あとが面倒!」というプレッシャーがすごい。
薄い皮は床にへばりついたりしますものね。

レッツ☆裏ワザ!

あとは加工したペットボトルにピーナッツを入れて、掃除機で吸うだけです!

…え?掃除機で、吸う⁉︎
そんなことしたら、ピーナッツまで吸い込まれてしまうのでは?という不安がよぎります。
ここまでやってピーナッツが掃除機に吸い込まれたら、筆者涙出る。



ペットボトルに入れました。
側面に張り付いた皮が不安を煽ります。
こんな粉々の皮だけが吸い込まれるなんて、あり得るんでしょうか。

いざ…スイッチオーン!



実はここで、皮が巻き上がっていく様子を撮影しようと思ったのですが、あまりにも一瞬すぎて撮り逃しました。
ホント、一瞬。ピーナッツも巻き上がるけど吸い込まれるまではいかず、しかし確実に皮だけが吸い込まれていくその様を見て、わたしの脳裏をよぎったのは…ハリーポッター!!

そう、この実験、まるで魔法みたい!
掃除機のスイッチを入れる時の掛け声は「スイッチオン!」ではなく、「エクスペクト・パトローナム!」だったのです。守護霊を呼ぶ呪文です。
うっかりいつも通り「スイッチオン」しか言ってなくてちょっと残念。



こちらが吸い込んだ結果なのですが…
まだ皮、ついてますよね。

先ほど「揉むのが大事」と書きましたが、これなんです。
揉み方が足りないと、このように皮が残ってしまうのです。

奇しくも、実験の失敗により筆者は呪文を唱えるチャンスが与えられました。
というわけで、今一度ピーナッツを袋に入れ、入念に揉みます。



そして再びペットボトルにイン!
ワクワクの瞬間が近づきます。

掃除機の吸い込み口をセットして、今度こそ叫びましょう!
「エクスペクト・パトローナム!」※お好きな呪文をご準備ください。



今度は待ち構えていたので写真を撮れました!
細かい皮が上に巻き上がっています。



そして見事に皮が取れたピーナッツ。
これなら口いっぱいにバリボリ頬張れます!ワイルド~!

大事なのは切れ込みの入れ方

この裏ワザの肝は、何と言ってもペットボトルの中の空気の流れなんです。
下の方にコの字型の切れ込みがあることで、掃除機で吸い込んだ際にペットボトルの中に空気が入り、その流れで皮が吸い込まれるという仕組み。

今回はテレビと同じように、コの字を90度右に倒して、横にしたカタチの切れ込みを入れましたが、コの字そのままに切れ込みを入れるというのもあるようです。この場合は、側面すべてに2か所ずつ入れていきます。こうすると空気が横回転でペットボトルに入ってくるため、竜巻のように巻き上がるという実験もあるようです。



いずれにしても、下の方に切れ込みを入れるのがポイントです。
底に近いところに入れましょう。

ピーナッツをもっと楽しく!おいしく!

今回の裏ワザは、ご家族で取り組んでみても楽しいのではないでしょうか。
おいしく楽しくピーナッツを食べられて一石二鳥です。

ただ、ピーナッツの薄皮にはポリフェノールの一種も豊富に含まれていますので、全部きれいに取れなかったとしても、おいしく食べてくださいね!