「女性の性の解放」をテーマにしたエロス食堂や超穴場夜景スポット、保護犬猫と触れあえるカフェなど台湾通も知らない台北の魅力を調査してきた【インターリンク ドメイン島巡り 第35回「.tw」】
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これまで犯罪多発都市や沈みかけの絶海の孤島、人よりホッキョクグマが多い世界最北の町などに弾丸現地取材してきた「ドメイン島巡り」。第35回目となる今回の目的地は台湾です。日本からの旅行先としても常に人気で何度も足を運ぶ人の多い台湾ですが、今回は現地の若者でにぎわう真面目なエロス食堂や、観光客どころか誰一人いなかった穴場夜景スポット、たくさんの保護犬や保護猫と触れあえるカフェ、台湾デジタル担当大臣オードリー・タン氏のラボなど、台湾好きにもあまり知られていない台北の魅力を調査してきました。
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◆台湾はどこにあるのか?
台湾は日本の与那国島から約107kmの距離に位置し、日本との時差は1時間です。主に中国語と台湾語が使われており、使用されている通貨は台湾ドル。面積は3万6000平方kmで九州よりやや小さく、人口は2022年時点で2326万人です。
目次
◆女性の性の解放がテーマの食堂に行ってみた
◆観光客どころか誰一人いない穴場夜景スポット
◆たくさんの保護犬や保護猫と触れあえるカフェ
◆民宿から徒歩で行ける朝市ローカルフード〜台湾の食事事情〜
◆誰でも入れるデジタル担当大臣オードリー・タン氏のラボ見学
◆街で見かけた「.tw」ドメイン
◆現地でのSIM購入&速度調査
◆女性の性の解放がテーマの食堂に行ってみた
羽田空港から約3時間半飛行機に乗って台北松山空港に到着。台湾といえば夜市の屋台飯ですが、今回は「台湾の東大」と言われる台湾大学がある公館エリアにある、平日の夜でも現地の若者でにぎわう80年代風の食堂「純愛小吃部(ピュアラブシャオチーブ)」に向かいます。台湾によくある町食堂のような外観ですが、ガラス窓には大きな「純愛」 の電飾が付いており、外から見える内装は赤く怪しく照らされています。
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入店してすぐに目に付くのは、壁に貼られている数々の日本人セクシー女優のポスター。これが「純愛」のイメージなのでしょうか……?客層の多くは若くオシャレな女性やカップルが占めています。
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店内のお客さんを数えてみると女性客が22人、男性客が8人で圧倒的に女性が多いです。
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若者たちは特に気にする様子もなく食事を楽しんでいますが、モザイクを入れないと紹介できないような過激なポスターがたくさん貼ってあります。
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80年代風の成人向け雑誌やアダルトグッズを展示しているコーナーがありました。雑誌の立ち読みはできますが席に持って行くのは禁止。一部販売している商品もあります。説明してくれた店員さんは若い女性でした。ちなみに、この店への入店に際して年齢制限はありません。
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料理の注文は店員さんが持ってくるメニューと料金の載っている冊子の中から、食べたいものにチェックをして渡すシステム。メニュー冊子の表紙もなかなか刺激的です。
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メニューの大半はごく一般的な台湾料理ですが、昭和のヤンキー風な当て字の料理「愛死天流滷肉飯(アイシテル ルーローハン)」を発見したので注文してみます。
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下の画像の赤枠で囲っている豚バラ肉をかけたご飯が「愛死天流滷肉飯」(80台湾ドル/約352円)です。他のボリューム満点な料理と比べると小さめですが、味はまさに台湾の伝統的な郷土料理の滷肉飯。小さくても大満足でした。
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なぜか泣いている招き猫のイラストに「純愛」と描かれたペットボトルは「純愛の水」(30台湾ドル/約120円)。飲んでみると普通のミネラルウォーターのようでした。料理はどれも日本人の口に合う味でおいしかったです。
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詳しくは見せられませんが、お手洗いにもポスターが貼ってありました。
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目に飛び込んでくる刺激的な内装の店内で台湾の郷土料理を食べるギャップに最初は戸惑いましたが、帰る頃にはもう慣れてしまいました。
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「純愛小吃部はなぜこのようなコンセプトの店になったのか?」とドメイン探検隊の古くからの友人である台湾人のコウさんに聞いてみたところ、「女性の性の解放」をテーマとしていることがわかりました。アングラな内装からは思いもよらず、文化的、社会的、政治的な側面がある真面目なエロス食堂なので若い女性が安心して楽しめるようです。
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◆観光客どころか誰一人いない穴場夜景スポット
案内役になってもらったコウさんに「富陽自然生態公園(フヤンエコパーク)は超穴場の夜景スポット」だと聞いたので、富陽自然生態公園に向かうためにタクシーに乗り込み運転手に目的地を伝えると、「富陽自然生態公園なんて聞いたことがない。住所は?」と聞かれました。住所を伝えても途中で「迷った」と言われたのでその付近で降ろしてもらうことに。タクシー運転手も知らない穴場なのか、単にぼったくられただけなのかはわかりません。富陽自然生態公園はMRT「麟光」駅から徒歩5分なので地下鉄で行くのがオススメです。
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うっすらと暗くなる17時30分頃に富陽自然生態公園へ到着しました。この公園は4月〜10月頃にホタルが見られることもあり、自然保護のため全ての街灯を消しています。
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公園内にある福州山の頂上が穴場夜景スポットとのことなので、20分ほどの登山を開始。
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これは公園の入口付近にあるかつての防空壕。
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街の灯りが遠ざかり、あっという間に暗闇に吸い込まれました。まるで森の中のようです。
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暗闇の中、息を切らしながら急な坂道を登り続けます。途中、階段がある箇所もありました。
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台湾では山で知らない人とすれ違う時には「ニーハオ!」と挨拶するそうなのでその機会をうかがっていましたが、誰一人としてすれ違うことはありません。3月なのでホタルもいません。そのままひたすら20分登り続けると、ようやく暗闇を抜けて何かが見えてきました。
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やっと頂上にある福州山公園に着いたようです。やはり誰もいません。
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そして17時50分頃、台北を一望できる絶景スポットに到達!
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台北101の灯りがキラキラと光り、ここまで登ってきた私たちを褒め称えてくれているようです。この夜景を独り占めできるなら、暗闇を20分登る価値はあるのではないでしょうか。明るい時間帯やホタルが見られる時期には現地の人たちが散歩に来るようですが、観光客でごった返すようなことはなさそうなので、やはり超穴場スポットだといえます。
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下山の途中、どこからともなく切ないメロディが聞こえてきました。どうやらその音は遠くから移動しているように聞こえます。耳を澄ますと「エリーゼのために」であることがわかります。「いったい誰がこんな時間に、何の目的で流しているのか?」とコウさんに聞いてみると、ゴミ収集車が流しているメロディとのこと。台湾は一年を通して暑いため、日本のようなゴミ置き場はなく、ゴミ収集車まで自分でゴミを運ぶ仕組みになっています。
別の場所でゴミ収集車を発見した際に撮影した動画が以下です。
台湾の切ないメロディを流すゴミ収集車 - YouTube
◆たくさんの保護犬や保護猫と触れあえるカフェ
日本では珍しい、同じ店で犬にも猫にも触れ合える保護犬猫カフェ「浪浪別哭」(ランランビエクー)に行ってきました。
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このカフェは入店方法が少し特殊で、まず扉を開けると二重扉になっており、その先に勝手に入ってはいけません。左側の壁に貼ってあるポスターのQRコードをスマホで読み込むと予約フォーム(英語表記あり)が開くので、そこに名前などを入力して待ちます。この内扉は絶対に自分で開けずに、帰るときも必ず店員さんに声をかけなければいけません。
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順番が来ると店員さんに名前を呼ばれます。
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店員さんに扉を開けてもらい中に入ると、まずは犬エリア。とても人懐っこくかわいい犬たちが店内を自由に動き回っています。
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メニューはパスタなどの本格的な料理からスイーツまで豊富にそろっていました。
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今回はカフェタイムに訪れたので、チーズケーキ(158台湾ドル/約632円)とアイス乗せチョコレートケーキ(178台湾ドル/約712円)を注文。どちらも見た目が美しく、濃厚な味わいでした。
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何よりも、以下の動画のようにかわいい犬たちがたわむれる様子を見ながら食べられるのが最高です。
台湾の犬にも猫にも触れ合える保護犬猫カフェ「浪浪別哭」 - YouTube
というわけで、次は奥にある猫エリアへ。仕切りはありますが、人間は犬エリアと猫エリアを自由に行き来することができます。
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猫エリアにも多くのお客さんがいましたが、みんな静かに猫を眺めながら食事をしています。今回訪れた時は犬エリアにいたお客さんが8人、猫エリアにいたお客さんが12人で、猫派が少し多かったです。
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食事をする人々を見下ろす猫。
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お手洗いのドアに、日本語で「さくらみみ」の説明が書いてありました。さくらみみとは管理と見守りをされている「地域猫」の目印。インターリンクは社会貢献活動の一環として、保護猫活動団体をサポートしています。
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壁にはここで家族を見つけた多くの保護犬、保護猫たちの写真が貼られています。
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全ての子の苗字にこの店の名前でもある浪(ノラ)がついていました。
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◆民宿から徒歩で行ける朝市ローカルフード〜台湾の食事事情〜
・門草行旅(The Door Inn)
今回宿泊したのは、古い町並みが特徴の迪化街にある、とてもかわいらしい民宿「門草行旅」。古い建物をリノベーションしたホステルです。
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観葉植物に囲まれた1階はフリースペースになっています。スタッフの方が1人で作業をしていました。
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部屋は1人で宿泊するのであれば十分な広さがあり、洗面台に置かれたドライフラワーからアロマの爽やかな香りが漂っています。2人部屋もありますが、1人客にも優しい作りでした。
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宿泊者は誰でも4階にあるバルコニーでくつろぎ、昔ながらの台北の街並みを楽しむことができます。
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注意点としては、エレベーターやエスカレーターはなく細い階段があるだけで、荷物は自分で運ぶ必要があるので、荷物が重いと持って上がるのがとても大変。
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・大稻埕慈聖宮の朝市
門草行旅から徒歩7分ほどのところに、地元の人たちから愛される「大稻埕慈聖宮の朝市」があります。寺院の参道にずらりと屋台が並び、廟の中庭にある巨大なカジュマルの木の下で大勢の人たちが食事をしています。ローカルな雰囲気が魅力的。
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食事中の老夫婦が食べていた料理の写真を撮っても良いか聞いたところ、快諾してくれた上に「食べる?」とお箸まで渡してくれようとしました。朝ご飯にしてはかなりの量です。
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屋台がありすぎてどれを食べようか迷いましたが、今回は豬腳麵線(120台湾ドル/約528円)に決定。台湾で「豬」はイノシシではなくブタを指します。なお、台湾では干支も猪年ではなくブタ年だそうです。
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豚足がたっぷりと入っていてコラーゲンたっぷり。生姜がアクセントになって臭みもなくおいしいです。麺はやわらかめ。
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タイムトリップしたような古き良きノスタルジーに浸っていると、Uber Eatsのバイクを見つけて「ここは現代社会なんだなぁ」と現実に引き戻されました。お寺の正面では若く背の高い男性2人が熱烈なキスをしていましたが、誰も気に留める人はいませんでした。
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◆誰でも入れるデジタル担当大臣オードリー・タン氏のラボ見学
忘れがちですが、ドメイン探検隊が所属する会社「インターリンク」はIT企業です。台湾といえばデジタル担当大臣のオード リー・タン氏が日本でも有名。タン氏の「社会創新実験中心(ソーシャル・イノベーション・ラボ)は誰でも気軽に入って見学できると聞き、行ってみることにしました。
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向かう途中でテスラの充電器がある駐車場を見つけました。テスラは開発当初、電気自動車関連パーツを台湾で調達していたことなどもあって、台湾は「テスラの技術の原点」を支えてきたと言われています。
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台北市仁愛路にあるラボに到着。
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タン氏自らが「台北に来たらぜひ寄ってほしい」と公言している通り、誰もがそのままふらっと入れるようになっています。2階まで吹き抜けの非常に開放的なラボです。
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この建物は日本統治時代には工業研究院、中華民国統治時代には空軍基地でした。その後は政府が管理しており、2016年までは台湾の文化部、経済部などの部署が共同で使用。そして、創意的なプロジェクトであれば誰でも利用できるソーシャル・イノベーション・ラボに生まれ変わりました。
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タン氏に会うには事前予約が必要ですが、ここのラボ自体は予約なしで自由に出入りでき、若い革新的な社会起業家への場所提供や、SDGsなどの様々なセミナー、展示会や料理教室にも使われています。古く歴史のある建物を新しく柔軟に活用している印象を持ちました。とにかく全体的に広々としていて気持ちの良い空間です。
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お昼時だったので、みんなどこかへ食事に出かけている模様。
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シンプルな近代美術館のようにも見えます。
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2階建ての建物の中に15部屋ありました。
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建物全体が自然と融合しています。
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設置してあった再生ボックスを開けるとバナナが入っていました。
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タン氏は35歳の若さで行政院に入閣。台湾のコンピューター界における偉大な10人の中の1人と言われるプログラマーでもあるので、ラボにはタン氏の功績や写真が大きく展示されているのかと思いきや、そうしたものは一切ありません。タン氏はあくまで国民のサポーターに徹して、居心地の良いラボを提供していることがわかる自由な空間でした。
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◆街で見かけた「.tw」ドメイン
それぞれの国には、「ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)」という、国ごとに割り当てられたドメインが存在します。「ドメイン島巡り」は、そんなccTLDの中でも「島国」に割り当てられている約50種類のドメインに焦点をあて、実際にそのccTLDが割り当てられている島国を訪れて現地の魅力をレポートすると共に、「現地でそのドメインがどのように使われているのか?」を調べるのが目的です。
台湾に割り当てられているccTLDは「.tw」ですが、それ以外にも、IDN(Internationalized Domain Name、国際化ドメイン名) ccTLDの「.台灣」や、台北を表すgTLD「.taipei」があります。しかし、台湾ではFacebookのアドレスを活用しているお店が多く、街でこれらのドメインを見かけることはほぼありませんでした。
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オフィス関連用品を販売する九乘九購物網。
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フリマショップの跳蚤本鋪。
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◆現地でのSIM購入&速度調査
事前に契約していたAiraloのeSIM台湾データプランは繋がらなかったため、台北松山空港で中華電信のSIMを購入しました。現地の店員さんがその場で丁寧にSIM交換をしてくれます。
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7日間で5GB、800台湾ドル(約3520円)でした。台湾市の公館で計測したところ、速度は20Mbps。
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海外に行く予定のある方は、以下のページも参考にしてみてください。
2023年、最強の海外用eSIMはUbigi! | 株式会社インターリンク 社長ブログ
https://interlink.blog/2023/01/2023%e5%b9%b4%e3%80%81%e6%9c%80%e5%bc%b7%e3%81%ae%e6%b5%b7%e5%a4%96%e7%94%a8esim%e3%81%afubigi%ef%bc%81.html
というわけで、今回のドメイン島巡りで訪れた場所は以下のGoogleマップ上でまとめて確認可能です。
また、「台湾まで実際どうやって行けばいいの?」というアクセスの詳細はここから確認可能。
ドメイン「.tw」の詳細や申し込みについては、以下のリンクから確認できます。
twドメイン登録 (台湾) | 世界のドメイン取得、コンサルティングならGonbei Domain(ゴンベエドメイン)
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/7/e7cc1_88_0c0a5176830356d34158a81c66c0c07b.png)
(文・写真:インターリンク https://www.interlink.or.jp/
ドメイン島巡り https://islanddomains.earth/)