高梨沙羅、外見の変化に届く意見は「あまり気にならない。自分の個性を大切に、なりたい自分をイメージ」

2023年5月15日 13時56分

スキージャンプ女子の高梨沙羅が、15日の都内で、日本ロレアル社によるPRイベント「髪色自由化プロジェクト」発足発表会にゲスト参加した。（※高梨沙羅の「高」の正式表記は、はしごだか）

「自由な髪色で、はたらく」というスローガンを掲げる今回のプロジェクトは、日本ロレアル社の取り組み。社会で働く人たちが、勤める企業のブランドをリスペクトしつつ、その人らしいスタイルや髪色で働くことで、多様性に寛容で、より自由な風通しの良い社会を目指す動きだ。

同プロジェクトのサポーターとして紹介を受けた、高梨。初めて髪色を変えたのは「高校3年生のとき、憧れていた茶色にしたことがあります」と自身の経験を明かした。「海外の試合に向かう直前で、モチベーションが上がって試合に臨めました。（カラーリングを楽しむことは）私の場合、マインドに直結していると思います」と語った。

囲み取材に応じたところ、記者が「外見の変化があったりすると、周りから意地悪な反応や意見があったりするのでは？」と質問を投げかけると「（意見を）全く気にしていないというと嘘になるかもしれませんが、自分の気持ちが一番大事なので、あまり気にならなかったですね」とキッパリ。「競技をしていく中で、周りの方々の『こうしたほうがイイ』という、ご意見は大事にしているのですが、結局やるのは自分なので、やっぱり、なりたい自分のイメージ、なりたい自分になっていくのことが大事だと思っているので、自分の個性を大切にしています」と考えを示していた。

▼ 「髪色自由化プロジェクト」のサポーターになった、高梨