HOYAが朝安後切り返す、23年3月期税引き前利益は一転2%増益で着地
HOYA<7741.T>が朝安後切り返した。この日発表した23年3月期の連結決算は、売上収益が前の期比9.4%増の7235億8200万円、税引き前利益は同2.4%増の2158億3200万円だった。いずれも会社側の予想を上回って着地し、税引き前利益は減益予想から一転して増益となった。堅調な業況を評価した買いを集めたようだ。
ハードディスク用ガラスサブストレートの販売は急減速した半面、ライフケア事業は堅調に推移した。半導体用マスクブランクスは23年1~3月期以降、顧客の在庫調整の影響を受けたものの、年度を通じてEUV(極端紫外線)向けを含む先端品での研究開発や量産開始のための需要を取り込み、大幅な増収となったという。
今期の業績予想は開示していない。更に同社は自己株式を除く消却前の発行済み株式総数の0.81%に相当する287万2000株を、5月17日に消却することも発表した。
出所:MINKABU PRESS
ハードディスク用ガラスサブストレートの販売は急減速した半面、ライフケア事業は堅調に推移した。半導体用マスクブランクスは23年1~3月期以降、顧客の在庫調整の影響を受けたものの、年度を通じてEUV(極端紫外線)向けを含む先端品での研究開発や量産開始のための需要を取り込み、大幅な増収となったという。
今期の業績予想は開示していない。更に同社は自己株式を除く消却前の発行済み株式総数の0.81%に相当する287万2000株を、5月17日に消却することも発表した。
出所:MINKABU PRESS