【ウイグルご飯】ラーメン二郎ばりのパンチ!未知の麺料理「ラグメン」に挑戦♪クミン風味で異国感たっぷり!
海外の食文化に興味津々の筆者です♪先日、1万いいね!を獲得していた、「ラグメン」を紹介するTwitterを発見!とても心惹かれました♡「ラグメン」は、中国の北西部に広がる新疆ウイグル自治区で食べられているという汁なし麺です。アジアには、広く麺文化が浸透していると知っていましたが、「ラグメン」の存在は知りませんでした。Twitterにはレシピも掲載されていたので、未知なる異国の麺料理を作ってみたいと思います!
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1万いいね!獲得のTwitterがこちら!
Twitterの画像を見ると、野菜とお肉が乗っていて、なんだか日本の「焼きうどん」のようにも見えますね。
投稿主さんのコメントを追いかけてみると、野菜、油、にんにくの組み合わせで、二郎系ラーメンの中毒性に似ているのだとか。
「ラグメン」は一体どんな料理?興味が湧いたので調べてみました。
「ラグメン」は新疆ウイグル自治区で食べられている汁なし麺
画像出典:Adobe Stock
「ラグメン」が食べられているのは、中国の北西部の新疆ウイグル自治区。モンゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドと国境を接している地域です。
面積は日本4.5倍ですが、その25%が砂漠という厳しい環境なのだそう。小麦をよく食べるため、様々な種類の麺料理が発達したという背景があります。
「ラグメン」は、炒めた肉や野菜を乗せた汁なし麺。ウイグルの家庭では来客があると必ずふるまうと言われるほど、ウイグルの人々にとって、ポピュラーな麺料理だそうです。
現地では手延べ麺、ラム肉、ドライパプリカをペースト状にしたものなどを使って作られるのだそう。また、野菜は季節のものを使い、味のバリエーションも豊富なんですって。
ここまで詳しくなったら、食べてみたくなりました♪
クミンがポイント!ウイグルの汁なし麺「ラグメン」を作ってみた!
Twitterレシピの分量から推測すると4人分のようなので、今回は1人分に減らして作ってみたいと思います。ウイグルでは手延べ麺を使うそうで、うどんはコシのあるタイプがおすすめとのこと。袋入りのゆで麺は不向きなのでご注意くださいね。
【材料】(1人分)
うどん…1人分 ※今回は半生タイプを100g使用
トマト…1/4個
玉ねぎ…1/4個
じゃがいも(小)…1個
ピーマン…1個
牛薄切り肉…50g
にんにく…1かけ
しょうゆ…大さじ1/2
クミン…小さじ1/4
唐辛子…1/4本
サラダ油…大さじ1強
1. うどんをパッケージの表示よりも少し早めに茹で上げます。
本場の「ラグメン」はコシの強い手延べ麺を使うので、硬めに茹でるのがポイントだそう。今回は半生タイプのうどんを10分茹でました。
2. トマト、玉ねぎ、じゃがいも、ピーマン、牛肉をひと口サイズに切ります。
4種類の野菜は同じくらいの大きさに切り揃えました。
3. じゃがいもを耐熱容器に入れて、ラップをかけて、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
じゃがいもは他の野菜に比べて火の通りが遅いので、電子レンジで先に加熱しておくと時短になりますね。
4. サラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、潰したにんにくを炒めて、香りを立たせてから玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
潰したにんにくを中火で2分ほど炒めると、よい香りが広がりました。玉ねぎを入れて2分くらい炒めると、しんなりとしてきましたが、にんにくが焦げてきました。
Twitterレシピには、にんにくを香り付けに使うのか、具として食べるのかが書かれていなかったため、今回はにんにくを取り出すことにしました。
5. じゃがいも、ピーマン、トマト、牛肉を入れて炒めます。
2分くらい炒めると、牛肉の色が変わりました。
6. 全体に火が通ったらしょうゆ、クミン、唐辛子で味付けします。
クミンを入れるのが、ウイグルらしい味付けですね。レシピでは唐辛子1/4本となっていましたが、今回は一味を少し加えて代用しました。
湯切りしたうどんをお皿に盛って、具をのせたら完成です!
焼きうどんのようだけど異国の味!クミンの風味とピリ辛味がクセになる!
うどんを茹でて炒めた具をのせるだけ。ウイグルの「ラグメン」は、家庭料理レベルの作りやすさでした。
クミンの風味が漂いますが、野菜とお肉たっぷりの「ラグメン」は、まるで日本の「焼きうどん」よう。親近感が湧きますよ。
具を混ぜていただきます!「ラグメン」は汁がないので、うどん同士がくっついていますね。ちょっと食べにくいのでサラダ油(分量外)を少しかけて、うどんがほぐれやすいようにしてから具を混ぜ合わせました。
食べてみるとクミンの風味がしっかりと広がり、少しピリ辛で異国情緒たっぷりな味わい♪ うどんにクミンって合うのですね~。牛肉と野菜も、うどんとちょうどよいバランスで食べ応えがありますよ。
にんにくは炒めている途中で取り出したので、それほど味を感じず、Twitterにあった二郎系の味には、程遠くなってしまいました。にんにくは入れたまま作るのが本場流なのかも。
ウイグルの人々にとってポピュラーな麺料理「ラグメン」は、野菜と肉を炒めて麺にのせるだけと、簡単に作れる汁なし麺でした。
日本ではうどんにクミンを合わせることがないので、とても新鮮な味わいになりましたよ♪ 現地ではラム肉を使うそうなので、クセのあるラム肉にはクミンが欠かせないのでしょうね。今回は牛肉を使いましたが、もちろん牛肉とクミンの組み合わせもおいしかったです。
簡単に作れる「ラグメン」。お店や現地で食べる機会はあまり多くないと思うので、作ってみてはいかがでしょうか?「ラグメン」からウイグルと日本の食文化の近さを感じられると思いますよ。
【シン・郷土料理】「紅白すいとん」に挑戦!喫茶店ナポリタン風「紅」もクリーミィな「白」もモッチモチィィ!
1万いいね!獲得のTwitterがこちら!
ウイグル風のラグメンを作りました。中毒性がある味で、一度食べはじめると「もうこれしか食べなくていいな…」となるのですが、日本ではあまり流行っていないのが謎なので、普及のためツリーでレシピを書きます。めっちゃ簡単に作れます pic.twitter.com/zOorz0suWP
- 砂漠 (エミューちゃんの人) (@eli_elilema) January 17, 2023
「ウイグルを旅行しましたが、地方の小さな食堂ではメニューはこれだけというところが多かったです。毎日こればかり食べていたことを思い出しました」「北京にいたころに食べていました。レシピありがとうございます!」と、実際に現地で「ラグメン」を食べた方からのコメントが届いていますよ。
投稿主さんのコメントを追いかけてみると、野菜、油、にんにくの組み合わせで、二郎系ラーメンの中毒性に似ているのだとか。
「ラグメン」は一体どんな料理?興味が湧いたので調べてみました。
「ラグメン」は新疆ウイグル自治区で食べられている汁なし麺
画像出典:Adobe Stock
「ラグメン」が食べられているのは、中国の北西部の新疆ウイグル自治区。モンゴル、ロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インドと国境を接している地域です。
面積は日本4.5倍ですが、その25%が砂漠という厳しい環境なのだそう。小麦をよく食べるため、様々な種類の麺料理が発達したという背景があります。
「ラグメン」は、炒めた肉や野菜を乗せた汁なし麺。ウイグルの家庭では来客があると必ずふるまうと言われるほど、ウイグルの人々にとって、ポピュラーな麺料理だそうです。
現地では手延べ麺、ラム肉、ドライパプリカをペースト状にしたものなどを使って作られるのだそう。また、野菜は季節のものを使い、味のバリエーションも豊富なんですって。
ここまで詳しくなったら、食べてみたくなりました♪
クミンがポイント!ウイグルの汁なし麺「ラグメン」を作ってみた!
Twitterレシピの分量から推測すると4人分のようなので、今回は1人分に減らして作ってみたいと思います。ウイグルでは手延べ麺を使うそうで、うどんはコシのあるタイプがおすすめとのこと。袋入りのゆで麺は不向きなのでご注意くださいね。
【材料】(1人分)
うどん…1人分 ※今回は半生タイプを100g使用
トマト…1/4個
玉ねぎ…1/4個
じゃがいも(小)…1個
ピーマン…1個
牛薄切り肉…50g
にんにく…1かけ
しょうゆ…大さじ1/2
クミン…小さじ1/4
唐辛子…1/4本
サラダ油…大さじ1強
1. うどんをパッケージの表示よりも少し早めに茹で上げます。
本場の「ラグメン」はコシの強い手延べ麺を使うので、硬めに茹でるのがポイントだそう。今回は半生タイプのうどんを10分茹でました。
2. トマト、玉ねぎ、じゃがいも、ピーマン、牛肉をひと口サイズに切ります。
4種類の野菜は同じくらいの大きさに切り揃えました。
3. じゃがいもを耐熱容器に入れて、ラップをかけて、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
じゃがいもは他の野菜に比べて火の通りが遅いので、電子レンジで先に加熱しておくと時短になりますね。
4. サラダ油を引いたフライパンを中火で熱し、潰したにんにくを炒めて、香りを立たせてから玉ねぎがしんなりするまで炒めます。
潰したにんにくを中火で2分ほど炒めると、よい香りが広がりました。玉ねぎを入れて2分くらい炒めると、しんなりとしてきましたが、にんにくが焦げてきました。
Twitterレシピには、にんにくを香り付けに使うのか、具として食べるのかが書かれていなかったため、今回はにんにくを取り出すことにしました。
5. じゃがいも、ピーマン、トマト、牛肉を入れて炒めます。
2分くらい炒めると、牛肉の色が変わりました。
6. 全体に火が通ったらしょうゆ、クミン、唐辛子で味付けします。
クミンを入れるのが、ウイグルらしい味付けですね。レシピでは唐辛子1/4本となっていましたが、今回は一味を少し加えて代用しました。
湯切りしたうどんをお皿に盛って、具をのせたら完成です!
焼きうどんのようだけど異国の味!クミンの風味とピリ辛味がクセになる!
うどんを茹でて炒めた具をのせるだけ。ウイグルの「ラグメン」は、家庭料理レベルの作りやすさでした。
クミンの風味が漂いますが、野菜とお肉たっぷりの「ラグメン」は、まるで日本の「焼きうどん」よう。親近感が湧きますよ。
具を混ぜていただきます!「ラグメン」は汁がないので、うどん同士がくっついていますね。ちょっと食べにくいのでサラダ油(分量外)を少しかけて、うどんがほぐれやすいようにしてから具を混ぜ合わせました。
食べてみるとクミンの風味がしっかりと広がり、少しピリ辛で異国情緒たっぷりな味わい♪ うどんにクミンって合うのですね~。牛肉と野菜も、うどんとちょうどよいバランスで食べ応えがありますよ。
にんにくは炒めている途中で取り出したので、それほど味を感じず、Twitterにあった二郎系の味には、程遠くなってしまいました。にんにくは入れたまま作るのが本場流なのかも。
ウイグルの人々にとってポピュラーな麺料理「ラグメン」は、野菜と肉を炒めて麺にのせるだけと、簡単に作れる汁なし麺でした。
日本ではうどんにクミンを合わせることがないので、とても新鮮な味わいになりましたよ♪ 現地ではラム肉を使うそうなので、クセのあるラム肉にはクミンが欠かせないのでしょうね。今回は牛肉を使いましたが、もちろん牛肉とクミンの組み合わせもおいしかったです。
簡単に作れる「ラグメン」。お店や現地で食べる機会はあまり多くないと思うので、作ってみてはいかがでしょうか?「ラグメン」からウイグルと日本の食文化の近さを感じられると思いますよ。