ロッテ・佐々木朗希【写真:小林靖】

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オリックス戦の5回、杉本に対して165キロを計測した

■オリックス ー ロッテ(28日・京セラドーム)

 ロッテの佐々木朗希投手が28日、京セラドームで行われたオリックス戦に先発し、公式戦では自己最速となる165キロをマークした。大谷翔平投手が日本ハム時代の2016年に計測した日本選手最速に並んだ。

  5回1死一塁で、杉本への初球に165キロを計測。ファウルだった。スタンドにはどよめきが広がった。6回2死から茶野に投じた初球も165キロをマークした。佐々木朗は野球日本代表「侍ジャパン」の一員として3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に貢献。大会前の同4日にバンテリンドームで行われた中日との壮行試合で、それまでの自己最速を1キロ更新する165キロを出していた。

 進化の止まらない21歳は、チアゴ・ビエイラ投手が巨人時代の2021年に記録したNPB最速の166キロにも、あと1キロと迫った。(Full-Count編集部)