【リュウジレシピ】超時短で飴色玉ねぎ作ったら…豚こま肉と炒めてルウを合わせて「至高のカレー」完成です♪

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バズレシピでおなじみ、料理研究家のリュウジさんがTwitterで紹介している「至高のカレー」に興味深々。高価な牛肉ではなく安価な豚こまを、数種類のスパイスではなく普通のカレールウを使うのがリュウジ流…って、普通のカレーじゃん!とお思いでしょうが、いえいえ。この何の変哲もない材料で最高の味に仕上げるのが、リュウジさんの真骨頂なんです。おまけにこのカレー、わずか30分で作れるんですって!さぁ、作ろう♪

【リュウジレシピ】完全に蕎麦店のレベルじゃん!ルウを使わない本気味「至高のカレー南蛮」作ってみた♪

リュウジさんの”至高シリーズ”とは何ぞや?

「至高のカレー」の"至高"とは、リュウジさんの料理シリーズのひとつで、「最短で最高の味を出す」究極の料理のこと。毎日作る家庭料理だからこそ、時間をかけずにおいしく作れるようにというリュウジさんの思いが込められているそうです。

30分で作れて、最高においしい!という「至高のカレー」をさっそく作ってみましょう。

2.8万いいね!リュウジさんの「至高のカレー」とは?

「至高のカレー」を紹介している、リュウジさんのTweetはこちら。

Tweetには、「もう何度も作ってます」「以前作ってめっちゃおいしかったカレーだ!作り置きの予定が、おいしすぎてあっという間になくなった(笑)」「いつもこの作り方でカレーを作っています。もうやめられないです」「カレーといえばこれを作るようになりました!普通のカレーにはもう戻れません…!」「これ何度も食べてます。簡単でおいしい!」など、実際に作って至高のカレー”沼”にハマった方々のコメントも、たくさん届いていましたよ。

1回この味を覚えてしまうと、もう他のカレーが作れなくなるようですね…。楽しみだけど、ちょっと怖いかも!(笑)

リュウジさんの「至高のカレー」材料と作り方



【材料】4~5人分
豚こま切れ肉…300gくらい
塩…ひとつまみ
こしょう…適量
サラダ油 …大さじ1
玉ねぎ(中サイズ)…1個(約300g)
にんにく…1かけ ※すり下ろしておく
水 …600ml
カレールウ…1/2箱(4かけ)※ジャワカレーがおすすめとのこと
バター…10g
ウスターソース…小さじ2
砂糖 …小さじ1

玉ねぎは1個で300gなかったので、1/4個プラスして300gにしました。また、バターは有塩・無塩の指示がなかったので、無塩バターを使うことに。ジャワカレーは中辛にしました。

【作り方】
1.  玉ねぎを薄く切ります。リュウジさんは、玉ねぎを半分にカットして、繊維に沿って切っていました。

300gの玉ねぎはこれくらい。たっぷりですね!



2.  切った玉ねぎを耐熱ボウルに広げ、ラップをせず3分ほど電子レンジ(600W)で加熱します。

玉ねぎをフライパンで炒める前に電子レンジで加熱するのが、リュウジ流。玉ねぎの水分を飛ばしてから炒めると、あめ色になるまで炒める時間を時短出来るそう。通常、あめ色になるまで炒めるのに20~30分かかりますが、レンチンしてから炒めることで、10~15分ほどであめ色になるそうです。

3.  フライパンにサラダ油を引き、熱したところに2を入れ、炒めます。

電子レンジで加熱したので、すでに玉ねぎはしんなりしています。



そして、炒めるときにもポイントが。玉ねぎをフライパンに広げたら、あまり触らずに加熱していくのがリュウジ流。

玉ねぎをフライパンに広げた後は触らず、強火で1分~1分半くらい加熱します。わたしは、強火NGのテフロン加工のフライパンを使っているため、強めの中火にしました。

加熱して1分経ったところで、玉ねぎを混ぜます。



玉ねぎには、焼き色がつきました。この焦げ部分が旨味になるそうです。



再び、玉ねぎにはさわらず1分加熱し、1分経ったら混ぜます。これを玉ねぎの3~4割が焦げるまで続けるそうです。なお、強火が心配な方は中火でじっくりやってもOKとのこと。

1分放置→混ぜる→1分放置→混ぜる…を10回繰り返した玉ねぎはこんな感じ。



玉ねぎの甘くていい香りがします。けっこう焦げてるじゃんと思われるかもしれませんが、リュウジさんはここまで炒めるようにと言っていました。

わずか10分であめ色玉ねぎが出来るのは、やっぱり早いですよね。それに1分置きに炒めるだけなので、ずっとヘラを動かす必要がなくとっても楽でした。

4.  いったん火を止め、玉ねぎをフライパンの端に寄せて、空いたスペースに豚肉を入れます。大きければちぎって入れてくださいとのこと。

豚肉に塩とこしょうをして、再び火をつけ、玉ねぎと混ぜながら肉を炒めます。火加減は言っていなかったので中火にしました。



今回、豚こま肉を使うのは”あえて”とのこと。豚こま肉は安いということもありますが、煮込んでも肉肉しい食感が残るのでカレーによく合うのだそうです。

5.  お肉の色が変わったら、水、すり下ろしたにんにく、カレールウを入れ、煮込みます。



ボコボコと煮立ってきたら、バター、ウスターソースを入れて、混ぜます。



バターは乳製品のコク、ウスターソースはいろいろな香辛料とフルーツの旨味が詰まっているので、味に深みを与え、香りが豊かになるそうです。

3~4分煮込んだ後、砂糖を入れます。この砂糖が隠し味。にんじんを入れない代わりの甘みになり、カレーのおいしさをグッと引き立ててくれるそうです。

砂糖を入れて、1~2分混ぜます。



6.  お皿にご飯を盛りつけ、5をかければ「至高のカレー」の出来上がり。リュウジさんは乾燥パセリ(分量外)をご飯にふっていましたが、わたしは刻んだ生のパセリ(分量外)をふりかけることに。



調理時間は18分。30分どころか20分もかからず、出来ました。具は玉ねぎと豚肉だけなので、じゃがいもやにんじんを切る手間が省けたのも時短の一因かな。

しっかり炒めた玉ねぎの香ばしさとスパイスの香りがたまりません♪

では、いただきます!

おお~、おいしい。味わい深っ!とってもおいしいコク旨&スパイシーカレーです!玉ねぎの”焦げ”が絶妙な塩梅。焦げすぎて臭いとか、苦いのではなく、焦げの香ばしさとコクが味に深みを与えているような気がします。スパイシーなジャワカレーにバターのクリーミーさが加わって、20分弱で作ったとは思えないほど、味わい深いカレーに仕上がっていますよ。



煮込んだわけではないので、玉ねぎの食感も残っていて、甘みと焦げの旨味を感じます。そして、豚こま肉の存在感もバツグン。リュウジさんがおっしゃるように、肉肉しくて、カレーにぴったりです。



もっと辛みがほしい方は、唐辛子やチリペッパー、カイエンペッパーなどを入れてもいいとのこと。

そして、リュウジさんおすすめの味変はなんとタバスコ。リュウジ家では、カレーにタバスコをかけて食べるそうです。

カレーにタバスコをかけるって、わたしは初めてですが…。

あら、激うま。わたし、これ好きです!タバスコの酸味とフルーティーさが加わって、カレーなのにさっぱりします!あっ、でも辛ーーーーーーい。辛さがマシマシになるので、かける量はご注意を。

20分もかからず、ここまで味わい深いカレーが出来るとは驚きでした。さすが、「最短で最高の味を出す」至高のカレーです!

リュウジさんのこだわりポイント満載の「至高のカレー」をぜひ、作ってみてください。