東海理は年初来高値更新、好決算を評価した買い続く
東海理化電機製作所<6995.T>が大幅高で年初来高値更新。前日26日場中に発表した23年3月期決算は大きく上振れし、売上高が前の期比13.5%増の5531億2400万円(従来予想5400億円)、純利益が同3.1倍の109億円(同70億円)だった。続く24年3月期業績も堅調な見通しを示しており、これを評価した買いが続いている。
円安や客先台数の増加、北米を中心に原材料やエネルギー費用の価格高騰分の回収が進んだことが業績を押し上げた。また、繰延税金資産の回収可能性を検討し、法人税等調整額を変更したことが利益面で寄与した。期末配当も従来予想の30円から34円に増額した。これにより年間配当は64円(前の期60円)となる。
24年3月期業績予想については、売上高を前期比3.1%増の5700億円、純利益を同0.9%増の110億円とした。年間配当は前期比同額の64円を見込む。
出所:MINKABU PRESS
円安や客先台数の増加、北米を中心に原材料やエネルギー費用の価格高騰分の回収が進んだことが業績を押し上げた。また、繰延税金資産の回収可能性を検討し、法人税等調整額を変更したことが利益面で寄与した。期末配当も従来予想の30円から34円に増額した。これにより年間配当は64円(前の期60円)となる。
24年3月期業績予想については、売上高を前期比3.1%増の5700億円、純利益を同0.9%増の110億円とした。年間配当は前期比同額の64円を見込む。
出所:MINKABU PRESS