奥日光にも春の到来です。冬の間、積雪のため通行止めとなっていた、日光市と群馬県を結ぶ「金精道路」が25日、開通しました。

 日光市湯元と群馬県片品村をつなぐ国道120号、金精道路は積雪のため2022年の12月末から17.6キロの区間が通行止めになっていました

 25日は、開通を待ちわびた人たちが長い車の列を作り、オートバイを含めおよそ80台が栃木県側に並びました。一番乗りだったのは24日の夜から並んだという宇都宮市の男性です。

 開通を前に、地元の観光関係者や県や警察の関係者らが出席して行われた式典では、日光市観光協会の大迫清嗣副会長が、「金精道路は広域観光に欠かせない大動脈、この日を心待ちにしていました」とあいさつしました。

 そして紅白のテープにはさみを入れ道路の開通を祝いました。

 先頭から50台目までのドライバーには、地元旅館の女将から記念品が手渡され、一台、また一台と新緑の金精道路を走り抜けていきました。