レアル・マドリー、天敵ジローナに4失点惨敗…アンチェロッティ監督が謝罪
レアル・マドリーは26日に行われたラ・リーガ第31節のジローナ戦に4-2で敗れた。
負傷でカリム・ベンゼマとダヴィド・アラバを欠いたチームは敵地でまさかの惨敗。
ジローナは24歳のアルゼンチン人MFバレンティン・カステジャノスが全4ゴールを叩き出す大暴れ。
Optaによれば、ジローナはリーガ史上最もレアル相手に勝率と平均得点数が高いチームだそう。
対戦数が少ないが、勝率は5割(6試合で3勝1分2敗)、1試合平均得点は2.16(6試合で13ゴール)。
痛恨の敗戦後、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督はこう述べていた。
「(レアルの監督として最もきついもののひとつか)
きつい、負けた時はきつくなければいけない。この試合は守備が悪かった、そこが鍵だった。
ボールを持った時はよかったが、特に最初はね。だが、デュエルで説得力がなく、2つのカウンターでやられた。
そこから、全てが難しくなった。今日はチームでプレーしなかったからね。個人レベルもいつもより低かったが、一部だけでなく全体がそうだった。非常に低レベルだった。
(この敗戦はチームにとっていいことになるか、これで目覚めるか)
そうかもしれない。ただ、敗戦は決していいことではない。
守備的なコミットメントの重要性をあらためて認識した。それがあれば常に勝てるだろうが、なければ痛い目に遭う。それが鍵だ。今日はそれがなかった。
最近7試合中6試合は無失点だった。今回は1試合で4失点。選手たちがそれを理解してくれることを願う。そうでないなら、私は毎日それを彼らに繰り返すだろう」
「(マドリディスタに何と言う?)
傷ついたことは理解しているし、謝る。(傷ついたのは?)我々もだ。
だが、ファンたちは我々がコパ・デル・レイ決勝とCL準決勝ではうまくやるであろうことは分かっている。
我々は説得力がなく、コミットメントに欠けていた。
ボールを持った時はうまくスタートしたが、ボールがないところであまりに多くのトランジションを許してしまった。
(守備崩壊は)信じられない。ここまではいい守備を続けていたのに…。
(首位バルセロナとの勝点差11は本物ではないと言っていたが、それは変わらないか?)
今日は言いにくいが、この試合はマドリーを表すものではない。謝る。前を向かなければいけない」
レアルはCLチェルシー戦を含めて最近4試合は失点0だった。
2位レアルと首位バルサの勝点差は11のままだが、バルサは消化試合数がひとつ少ない。