今年に入り飲酒運転による交通事故が急増していることから、宇都宮中央警察署は24日から夜間から朝にかけての検問を強化しています。

 宇都宮市の中心部、繁華街に近い県庁西側の交差点では午後9時から検問が行われました。

 宇都宮中央警察署によりますと去年(2022年)1年間で飲酒運転による人身事故と物件事故は、合わせて21件ありましたが今年(2023年)は同様の事故がすでに11件発生しています。このうち3月は、7件と急増しました。時間帯では、午前0時から午前3時の発生が最も多く、全体の66%を占めるということです。

 アルコールの影響で正常な運転ができなくなる酒酔い運転では、免許の取り消しのほか5年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。

 警察では大型連休で再び飲酒の機会が増えるとみていて、飲酒運転の防止対策を当面の間強化するということです。