サッカー天皇杯の出場権をかけたNEZASカップ・第28回栃木県サッカー選手権大会の準決勝が23日、栃木県グリーンスタジアムで行われ、作新学院大学と栃木シティが勝って決勝にコマを進めました。

 準決勝第1試合、作新学院大学と栃木シティU25のゲームは、開始1分たたないうちに作新学院大学の林が先制ゴール。後半27分に井出、36分に野邊、45分+2分に再び井出と、後半途中から出場した選手が得点を挙げます。作新学院大学は推進力のある個人技を生かした試合運びで4対0と快勝。5年ぶりの優勝、天皇杯出場を目指します。

 準決勝第2試合の栃木シティとヴェルフェ矢板のゲームはゴールラッシュ。試合は前半2点を挙げた栃木シティが終始主導権を握る展開になります。ヴェルフェも3対0とされた後半に2点を返しましたが、直後に栃木シティが山村のゴールで突き放し、さらに2点を加えて6対2で勝利。中盤、前線とボールが収まり、スペースを突く攻撃力が光りました。栃木シティは2年ぶりの優勝、天皇杯出場を狙います。

 決勝戦は5月7日、午後1時から県グリーンスタジアムで行われます。