【農家直伝】時間はかかるけど…玉ねぎの甘さ極限まで引き出す「焼き新玉」作ってみた!スイーツかよ♡

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みなさん、春限定の新玉ねぎ、どんな食べ方が好きですか?わたしはこれまで、サラダにするくらいしか思いつかなかったんですが、今回、兵庫県の農家から「甘みを極限まで引き出す」レシピを教わりました!作り方はナントほぼ「焼き芋」。皮付きのままアルミホイルで包んでオーブンに入れ、じっくり焼き上げるんですって。これで甘みが爆増…って楽しみ過ぎる~♡んじゃ、作ってみましょ♪

季節到来!レンチンで「丸ごと新玉ねぎのスープ」作ってみた♪甘くて瑞々しくってとろっとろ~♡【#ラク速レシピ】

今回レシピを教えてくれたのは、淡路島で玉ねぎ農家を営む木田朱美さんです。

「新玉ねぎは、切った瞬間から水分があふれ出るほどみずみずしくて、甘みが強いんですが、オーブンでじっくり焼き上げることによって、とろとろの食感になり、スイーツみたいにさらに甘くなるんですよ!」(木田さん)

淡路島の玉ねぎは特に甘みが強いと言われているそうですが、さらに甘くなるとは……期待が高まります♡

焼き芋レベルの甘さたまらん♡「焼き新玉」

材料(1人分)
新玉ねぎ…1個(約200g)
バター…適量
しょうゆ…適量
ブラックペッパー(粗びき)…適量

作り方
1.玉ねぎは薄い皮を残して外側の皮を剥き、キッチンペーパーなどで拭く。



泥が気になったので、一番外側の皮は剥きました。



2.頭と根元を切り落とす。



2.根元を下にして、アルミホイルで包む。





これで仕込みは完了!なんて簡単…。

3. 220℃に予熱したオーブンで30~40分加熱する。

耐熱容器にのせておけば、水分があふれ出てきても安心です。
あとはタイマーをセットして、ほったらかしでOK!
これで仕込みは完了!なんて簡単…。



4. 菜箸を刺して、スッと入れば完成。

加熱後に菜箸で刺してみて、汁が流れ出てきたら完成!
アルミホイルを開いたら、いい香りの蒸気がふわっと立ち上ってきました…!





透き通った果肉は、ナイフで気持ちよくスーッと切れる柔らかさ。
バターとしょうゆをのせ、ブラックペッパーを振っていただきます!



とにかく甘~~~い!肉厚の新玉ねぎが、バターと一緒に口の中で溶けていきます。
新玉ねぎの甘さが強く、しょうゆとブラックペッパーをガッツリかけても全然負けません。これだけ甘いとスイーツと言っても過言ではないでしょう!
メイン料理としても十分なくらい、食べ応えもバッチリ!
アツアツがおいしくて、あっという間に1個完食してしまいました!



スーパーで一年中手に入る玉ねぎですが、みずみずしく甘い新玉ねぎは今の時期だけのごちそうです!
リッチな甘みを味わえる「焼き新玉」、ぜひお試しくださいね♪


きちまる農園

木田朱美さん

兵庫県淡路島の農家に生まれる。小学2年生から淡路島の伝統芸能・人形浄瑠璃に関わり、高校を卒業後、淡路人形座に就職。人間国宝・(故)鶴澤友路に師事し、30年間三味線奏者として勤務する。2020年3月、新型コロナウイルスの影響による人形座の臨時休館に伴い、実家の玉ねぎ農家を手伝い始めたが、農家に転向することを決意し、同年7月に人形座を退職。玉ねぎを中心とした野菜の栽培の他、地域活性化のため地元の農家仲間と無人販売所「小屋まる」を立ち上げボランティアとして運営する傍ら、農協(JAあわじ島)理事としても活躍。また、三味線奏者・指導者として継続的に活動し、国の重要無形文化財保持者に認定された。”芸農人”として淡路島の農業・文化を盛り上げている。