真岡市の石坂真一市長は21日に定例の会見を開き、市民の交通手段の確保に向けてコミュ二ティバスの実証運行を始めることを発表しました。

 真岡市は少子高齢化が進む中、交通弱者の移動手段の確保に向けてコミュニティバスの実証運行をスタートさせます。期間は4月24日から2024年3月までです。コミュニティバスは「もおかベリー号」と名付けられ、中心市街地と周辺の6つの地区をつなぐ全部で10のルートが設定されています。

 利便性を高めるため、停留所以外でも乗り降りできる区間「フリー乗車区間」と電話予約で乗り降りできる区間「迂回ルート」を設けています。それぞれのルートは月曜日から金曜日までの週に1回、6便から8便を運行します。運賃は100円で、未就学児や運転免許証を自主返納した高齢者は無料となります。

 今後、アンケートなどを行って運行ルートやダイヤの見直しを行っていくということです。