世界的AI「ChatGPT」が、“日本の歴史上最強の5選手”を選んだらこうなる

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このところ大きな盛り上がりを見せている「AIチャット」。検索やプログラム作成、果ては論文検索や画像作成まで、その勢いは果てしない。

今回はその中でも有名な『ChatGPT』に「日本サッカーの歴史上最強の5選手は?」と聞いてみたら、こうなった。

5位:岡崎慎司

日本代表で119試合に出場し、50ゴールを決めた岡崎慎司。その数字は釜本邦茂、三浦知良に続く3位となっている。圧倒的な運動量を生かしたハードワークで攻撃のみならず守備にも大きく貢献し、重要な試合で活躍を見せた。

またクラブレベルでも2015年から所属したレスター・シティで驚きのプレミアリーグ優勝を経験。しかもジェイミー・ヴァーディとともにファーストチョイスの2トップを務め、多くの勝利に貢献した。ニューカッスル戦でのオーバーヘッドはもはや伝説的である。

ChatGPTは「岡崎慎司 - クラブレベルでは、レスター・シティでのプレーが有名。日本代表では、2010年・2014年・2018年の3度のワールドカップに出場し、日本代表の攻撃陣を支えた」と評している。

4位:三浦知良

4位に選ばれたのは三浦知良。ワールドカップに出場したことはないものの、1998年に驚きのメンバー落ちを経験した際には「魂みたいなものはフランスに置いてきた」という名言を残し、出場した選手以上に存在感を見せていた。

日本サッカーがまだ未開発の状況からブラジルに単身渡って身を立てた生い立ち、そして50歳になっても現役を続けるひたむきさ、そして常に華があるスター性。日本サッカーに与えた影響力は他の誰にも負けることはない。

ChatGPTは「三浦知良 - 「キング・カズ」として知られる。ヨーロッパでの長期間のプレー経験を持ち、日本代表としても活躍。また、現在も現役を続け、日本のサッカー文化に大きな影響を与えている」と評した。

3位:中村俊輔

世界最高クラスのフリーキッカーとして知られた中村俊輔。ワールドカップでは2002年のメンバー落ち、2006年の惨敗、2010年のサブ降格と不運に見舞われたものの、長く日本代表の中心的な存在となった。

クラブレベルではレッジーナを経て加入したセルティックで活躍。UEFAチャンピオンズリーグではマンチェスター・ユナイテッドを相手に2回フリーキックを叩き込み、世界中に驚きを与えた。スコットランドでは今も語り継がれるレジェンドである。

ChatGPTは「中村俊輔 - Jリーグでの活躍や、セルティックでの活躍が有名。アジアカップ2004では、MVPに輝き、日本代表の優勝に貢献した」と評価していた。

2位:香川真司

セレッソ大阪から若くしてボルシア・ドルトムントへと移籍し、ブンデスリーガで印象的な活躍を見せた香川真司。日本人として初めてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした選手にもなった。世界トップレベルで見事な活躍をし、ドイツに一時日本人ブームをもたらした。

日本代表ではザッケローニ体制からハリルホジッチ体制、そして西野朗体制と3人の監督の下で中心的な役割を果たし、2014年と2018年のワールドカップに出場した。

ChatGPTは「香川真司 - 天才的なテクニックと判断力でプレーし、ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドで活躍した。2010年の南アフリカワールドカップでは、日本代表初の決勝トーナメント進出に貢献した。」と書いている。

1位:本田圭佑

そして1位に選ばれたのは本田圭佑だった。確固たるメンタリティと強靭なフィジカルを武器に戦い、クラブレベルではCSKAモスクワで活躍。その後移籍したミランではなかなかうまくいかない日々を過ごしたが、その中でも日本代表に合流すれば中心選手として活躍した。

2010年ワールドカップでは突如センターフォワードとしてプレーしベスト16進出に貢献。2014年、2018年大会にも出場し、3大会連続でゴールとアシストを決めている唯一の日本人選手だ。

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ChatGPTは「本田圭佑 - フリーキックやPKを得意とし、AFCアジアカップ2011ではMVPに輝いた。また、ロシアワールドカップでは、アジア勢初の3大会連続ゴールを達成した」と評価した。

番外編:なぜ入らなかった?の選手たちについて…

そして、このランキングに入らなかった釜本邦茂、中田英寿、そして前園真聖についてもChatGPTに理由を聞いてみた。

釜本邦茂については「彼が選手として持っていた能力や実績はもちろん素晴らしいものであると認めていますが、他の選手と比べて、国際舞台での活躍がやや劣っていたことが挙げられます。特に、釜本が代表でプレーした時代は、日本サッカーのレベルがまだ低かったため、国際舞台での活躍がなかなかできなかったという背景もあります」とのこと。

また中田英寿は「他の選手たちと比べて、国際舞台での実績がやや劣ると感じたからです。中田英寿は、2002年の日韓ワールドカップで、日本代表のベスト16進出に貢献し、またクラブチームでもUEFAチャンピオンズリーグ優勝などの実績を残していますが、釜本邦茂や岡崎慎司など他の選手たちは、国際舞台での活躍が多く、それが選出の理由となりました」とのこと。

そして前園真聖は「前園真聖は、日本のサッカー界において非常に重要な役割を果たしてきた人物であり、選手としても監督としても活躍しています。ただし、私が選んだベスト5に前園真聖を含めなかった理由は、彼が選手として持っていた能力や実績が、他の選手たちに比べてやや劣ると感じたからです。前園真聖は、プロ選手としてはそこまで長くプレーしていなかったこと、また代表でもあまり多くの出場機会がなかったことなどが影響していると思います」という点であるという。