桜花賞・ライトクオンタムと武豊騎手

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 桜花賞で期待したライトクオンタムは、利があると思えた内枠からのスタートでしたが、序盤からゴチャゴチャしたポジションに入ってしまい、キャリア不足がモロにこたえました。勝ち馬にすごい脚を使われましたし、今回は完敗でした。

 翌日の月曜日は、京都競馬場の整備工事竣工式典に参加。新スタンドからの眺めは最高でしたし、パドックから馬場に出るまでの動線が短くなるなど、馬にも人にも優しい素晴らしい競馬場が仕上がっています。来週からの稼働は、ボクらも楽しみです。

 その翌日は、キズナでおなじみのオーナーブリーダー、ノースヒルズの育成の拠点「大山ヒルズ」の開場20周年の式典に参加させていただきました。前田幸治代表の「息子、孫の時代まで100年続く牧場を」のスピーチに感銘を受けましたし、普段は目にすることのない育成施設の見学ができたのは新鮮な体験でした。

【武豊日記】クラシックに繋げていきたい

渋った馬場に適性ありそう

 さて、今週は皐月賞です。相棒のタッチウッドの人気はそれほどでもないようですが、先週の追い切りの感触は良かったですし、力量的には不足はないと考えています。それと、渋った馬場に対する適性がありそうなのも強み。週末の多少の雨も心配していません。不完全燃焼に終わった桜花賞の分も頑張ります。