俳優の稲垣吾郎が13日、東京建物BrilliaHALLで行われた主演舞台『サンソン −ルイ16世の首を刎ねた男−』の取材会に出席。SMAPとして活動を共にしたオートレーサーの森且行が復帰戦で勝利したことについて「『おめでとう』を伝えたい」と祝福した。

稲垣吾郎

2021年1月にレース中の事故で多発肋骨骨折・肺挫傷・肺血胸・骨盤骨折・腰椎破裂骨折の重傷を負った森。治療・リハビリを乗り越え、今月6日に埼玉県・川口オートレース場で802日ぶりに復帰し、勝利を飾った。

稲垣は「うれしいです。若い時にずっと一緒に頑張ってきた仲間なので素直にうれしいですし、実際にお会いして『おめでとう』を伝えたいですね」と声を弾ませ、「ABEMAの番組に出ていただいたりして、その直後だったのでずっと心配していたんですけど、復帰できてよかったなと思います」と語った。

復帰までの期間に連絡を取っていたのか聞かれると、「ちょこちょこかな」と答え、「グループ時代も今もそうですけど、男同士だしベタベタ連絡を取り合う感じではなかったので。心ではつながっていますし、同い年なので頑張っていきたいと思いますし、この舞台も見に来てほしいですね」と話していた。

稲垣がフランス革命期に実在した死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンを演じる同舞台。2021年4月に初演の幕を開けるも、新型コロナウィルス感染拡大の影響によりわずか5公演で東京公演の中断、大阪公演の中止を余儀なくされた話題作が再始動する。取材会には、共演の大鶴佐助、崎山つばさ、佐藤寛太も出席した。

なお、東京公演は4月14日〜4月30日に東京建物Brilia HALL、大阪公演は5月12日〜5月14日にオリックス劇場、松本公演は5月20日〜5月21日にまつもと市民芸術館 主ホールにて上演。