東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株安受け利食い優勢

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 13日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比130円安の2万7952円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが5日ぶりに反落したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3日続落と下値を模索する動きを続けており、これを受け東京市場でも足もと利益確定売り圧力が強まっている。米国では前日朝方に発表された3月の米CPIを受けインフレ懸念は緩和されたものの、金融不安による経済への影響が警戒され始めており、投資家心理を冷やした。東京市場では前日まで日経平均が上値指向を続けていたが、きょうは売りに押される展開を余儀なくされそうだ。

出所:MINKABU PRESS