【ご当地給食レシピ】シュワシュワ食感♪の「サイダーかんてん」に挑戦!昭和な色合いに懐かしさ満点♡
管理栄養士のともゆみです。昭和レトロブームの昨今、先日のNHKの情報番組『あさイチ』では、静岡県富士市の給食で「サイダーかん」なるものを紹介していました。見た目、昭和レトロど真ん中な感じでそそられませんか? サイダーを寒天で固めて作るそうですが、やっぱり「しゅわしゅわ」したりするのでしょうか? 安い材料でたくさん作れるそうで、子どもウケも良さそうだし、さっそく作ってみたいと思います。
【全農広報部公式】その発想はなかった…粉をひと晩浸す「牛乳出しコーヒー」がハイレベルなおいしさ♡
番組で紹介していた材料がとても多そうだったので(さすが給食)、量を半分にして作ってみます。
ではさっそく作っていきます!
「サイダーかん」の材料と作り方
【材料】
水…275ml
粉寒天…6g
砂糖…50g
メロンシロップ…大さじ1
サイダー(加糖)…175ml
【作り方】
1.水に粉寒天を入れ、中火にかけて煮溶かします。
2.1に砂糖を入れて煮ます。
3.火を止めて、メロンシロップを加えて混ぜます。寒天液を作ります。
4.容器を水で濡らし、3の寒天液を流し入れます。
5.寒天液の表面がうっすら固まる状態(寒天液の温度が約52℃)まで冷まします。
6.よく冷えたサイダーを入れてシリコンベラでそっとかき混ぜます。混ざったかなというまで、10秒ほどそっと混ぜました。混ぜると「あわあわ」してきました。
7.あら熱がとれたら、冷蔵庫でよく冷やします。2時間ほど冷やしました。
8.型から外し、食べやすいように切っていきます。
今回使った容器は15cm四方の容器で2cmの高さになりました。それを16等分に切りました。
ひっくり返してまな板に出したので、画像は底面が上に向いています。
9.皿に盛り付けて出来上がりです。
不思議な食感~
食べてみます。いただきます。
炭酸特有の「しゅわしゅわ」した刺激、感じますね、ほんのりですが。寒天の量が多かったので、しっかり固めな食感をイメージしていましたが、寒天液の中に気泡がたくさん入っている部分はやわらかいですね。気泡は上の方にたくさんあって、底の方はあまりないので、上の方はやわらかく、底の方は固めの食感になりました。上手に作れば底の方にも気泡が入ったかもしれませんね。砂糖の量が多いかなと思ったのですが、ちょうどいい甘さでした。わが家の子どもも喜んで食べていましたよ。
ちなみに子どもにはこんな感じで出しました(クリームメロンソーダのイメージで)↓
寒天は食物繊維の宝庫
寒天は原材料となる海藻の「てんぐさ(天草)」の煮汁を固めて凍らせて乾燥させたものです。てんぐさには食物繊維が豊富に含まれています。寒天に含まれる食物繊維の含有量は寒天100g中、79.0gにものぼります。食物繊維は正常な排便を促す、血糖値の上昇を緩やかにする、コレステロールの吸収を抑制する、などさまざまな働きをしており、人間に欠かすことのできないものとして、近年では「第6の栄養素」とよばれています。
厚生労働省による、日本人の1日の食事摂取基準(2020年度版)では、食物繊維の1日当たりの目標量は18歳~64歳の男性で21g以上、女性18g以上とされています。ですが、実際にはすべての年齢で不足しているのが現状です。食物繊維は主に、海藻、きのこ、野菜、豆類などに多く含まれています。意識して積極的に摂りたいですね。
今回作った「サイダーかん」は、安くて簡単でした。番組で紹介していた半分の量で作ってもたっぷり出来ました。子どもも喜ぶし、ぜひ作ってみて不思議な食感を楽しんでみてくださいね。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
参考web:
寒天の食物繊維 - かんてんぱぱの寒天教室|伊那食品工業株式会社 (kantenpp.co.jp)
https://www.kantenpp.co.jp/kanten/dietaryfiber/
【全農広報部公式】その発想はなかった…粉をひと晩浸す「牛乳出しコーヒー」がハイレベルなおいしさ♡
番組で紹介していた材料がとても多そうだったので(さすが給食)、量を半分にして作ってみます。
ではさっそく作っていきます!
「サイダーかん」の材料と作り方
【材料】
水…275ml
粉寒天…6g
砂糖…50g
メロンシロップ…大さじ1
サイダー(加糖)…175ml
【作り方】
1.水に粉寒天を入れ、中火にかけて煮溶かします。
2.1に砂糖を入れて煮ます。
3.火を止めて、メロンシロップを加えて混ぜます。寒天液を作ります。
4.容器を水で濡らし、3の寒天液を流し入れます。
5.寒天液の表面がうっすら固まる状態(寒天液の温度が約52℃)まで冷まします。
6.よく冷えたサイダーを入れてシリコンベラでそっとかき混ぜます。混ざったかなというまで、10秒ほどそっと混ぜました。混ぜると「あわあわ」してきました。
7.あら熱がとれたら、冷蔵庫でよく冷やします。2時間ほど冷やしました。
8.型から外し、食べやすいように切っていきます。
今回使った容器は15cm四方の容器で2cmの高さになりました。それを16等分に切りました。
ひっくり返してまな板に出したので、画像は底面が上に向いています。
9.皿に盛り付けて出来上がりです。
不思議な食感~
食べてみます。いただきます。
炭酸特有の「しゅわしゅわ」した刺激、感じますね、ほんのりですが。寒天の量が多かったので、しっかり固めな食感をイメージしていましたが、寒天液の中に気泡がたくさん入っている部分はやわらかいですね。気泡は上の方にたくさんあって、底の方はあまりないので、上の方はやわらかく、底の方は固めの食感になりました。上手に作れば底の方にも気泡が入ったかもしれませんね。砂糖の量が多いかなと思ったのですが、ちょうどいい甘さでした。わが家の子どもも喜んで食べていましたよ。
ちなみに子どもにはこんな感じで出しました(クリームメロンソーダのイメージで)↓
寒天は食物繊維の宝庫
寒天は原材料となる海藻の「てんぐさ(天草)」の煮汁を固めて凍らせて乾燥させたものです。てんぐさには食物繊維が豊富に含まれています。寒天に含まれる食物繊維の含有量は寒天100g中、79.0gにものぼります。食物繊維は正常な排便を促す、血糖値の上昇を緩やかにする、コレステロールの吸収を抑制する、などさまざまな働きをしており、人間に欠かすことのできないものとして、近年では「第6の栄養素」とよばれています。
厚生労働省による、日本人の1日の食事摂取基準(2020年度版)では、食物繊維の1日当たりの目標量は18歳~64歳の男性で21g以上、女性18g以上とされています。ですが、実際にはすべての年齢で不足しているのが現状です。食物繊維は主に、海藻、きのこ、野菜、豆類などに多く含まれています。意識して積極的に摂りたいですね。
今回作った「サイダーかん」は、安くて簡単でした。番組で紹介していた半分の量で作ってもたっぷり出来ました。子どもも喜ぶし、ぜひ作ってみて不思議な食感を楽しんでみてくださいね。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
参考web:
寒天の食物繊維 - かんてんぱぱの寒天教室|伊那食品工業株式会社 (kantenpp.co.jp)
https://www.kantenpp.co.jp/kanten/dietaryfiber/