クイーンエリザベスS・ユニコーンライオン (C)平松さとし

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 日本から参戦したユニコーンライオンは、惜しくも5着に敗れた。外枠から果敢に先手を奪ったものの、外枠からのスタートで前半やや脚を使った感じは否めず、最後の粘りをやや欠いた。それでも直線半ばまでは懸命に粘っており、見せ場は十分に作った。

5着 ユニコーンライオン
D.レーン騎手
「外枠でしたが、良いスタートができて、無理することなく先頭に立てました。道中もリズム良くスムーズにレースを運べて、直線どこまで伸びてくれるかなと期待しながら騎乗していました。勝った相手は強かったですが、ユニコーンライオン自身は一生懸命全力で走ってくれましたし、最後まで諦めない走りを見せてくれました」

矢作芳人調教師
「外枠がやはり痛かったです。先頭に立つまでにちょっと脚を使ったかなと思いますが、馬は本当に良く頑張ってくれました。悪い馬場もしっかりこなしていたし、力を出し切ってくれたと思います。強いメンバーを相手に良く頑張ってくれたと思いますが、勝てなくて残念です」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 8日、オーストラリアのランドウィック競馬場で行われた8R・クイーンエリザベスステークス(G1・3歳上・芝2000m)でT.マーカンド騎乗、ドバイオナー(せん5・イギリス・W.ハガス)が快勝した。2着にモウンガ(牡5・オーストラリア・A.ニーシャム)、3着にアナモー(牡4・オーストラリア・J.カミングス)が入った。勝ちタイムは2:07.72(重)。

 日本馬、D.レーン騎乗のユニコーンライオン(牡7・栗東・矢作芳人)は5着敗退。なお、カスカディアンとプロタゴニストは出走取消となっている。

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先手を奪うも…

 日本から参戦したユニコーンライオンは5着に敗れた。レースではスタートから果敢に先手を奪って主導権を握り、直線でも手応えを残してもうひと粘り。直線半ばまでは懸命に粘っていたものの、ライバルの切れ味に屈しての5着入線となった。勝利したのはイギリスのドバイオナー。

【全着順】
1着 ドバイオナー・イギリス
2着 モウンガ・オーストラリア
3着 アナモー・オーストラリア
4着 ヒーザショッカ・オーストラリア
5着 ユニコーンライオン・栗東
6着 ニューメリアン・オーストラリア
7着 ゼイレック・オーストラリア
8着 ギアアップ・オーストラリア
9着 モンテフィリア・オーストラリア
10着 エルペイトロネス・オーストラリア
11着 アレンカー・オーストラリア
出走取消 カスカディアン・オーストラリア
出走取消 プロタゴニスト・イギリス