モーラナイフから4種のタフなフルタングナイフが登場!ブッシュクラフトやクッキング向けモデルもあるぞ!

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本格的なアウトドアシーズンを目前にして、ソワソワし出す人も多くなる今の時期。持って行くギアを家で整備したり、パッキングを考えたりするだけでも気分が上がりますよね。そんなアウトドア好きのココロをくすぐる一生モノのギアをご紹介します!

スウェーデンの老舗ナイフブランド・モーラナイフから、アウトドアナイフの新シリーズとなる「アッシュウッド コレクション」が4月7日に登場。ブランド初となるプレミアムラインに位置する新シリーズには、ブッシュクラフトナイフの「ウィット ブラックブレード(S)」(2万4200円)をはじめとする4本のフルタングナイフと、ひとつのアクセサリーをラインナップ。130年以上に渡るナイフ作りの歴史で培ってきた技術やこだわり、先人たちをリスペクトする想いが込められています。

4本すべてのナイフは、ブレードの鋼材がハンドルの端までつながっている堅牢なフルタング仕様。さらに、独自技術で加工された切れ味バツグンのブレードには、高い耐久性と耐食性を持つブラックPCコーティングが施されており、バトニングでも活用が可能です。

木目の美しいハンドルには、野球のバットや家具にも使われる、頑丈で変形しづらい特徴を持ったアッシュ材を採用。また、各ナイフに付属するブラックレザーのシース(鞘)には、丈夫で使い込むほど味が出るベジタブルタンニングレザーを使っており、長く愛用できるのも魅力です。

▲「フィン ブラックブレード(S)」

もっとも小型の「フィン ブラックブレード(S)」(1万9800円)は、果物ナイフとしても使える、細かな作業に適したモデル。焚き付け材となるフェザースティックを作るのにも適しています。全長は約189mmで、刃長は約87mm。刃厚は約2.0mmで、重さは約124gです。

▲「ウィット ブラックブレード(S)」

「ウィット ブラックブレード(S)」(2万4200円)は、細かな作業からタフな作業までこなす、使い勝手のよい万能モデル。ブレードのスパイン(背)でファイヤースターターを使えます。全長約213mmで、刃長は約103mm。刃厚は約2.5mmで、重さは約193gです。

▲「ルーク ブラックブレード(S)」

「ルーク ブラックブレード(S)」(2万6950円)は、バトニングなどの力仕事に適した大型モデル。こちらもスパインでファイヤースターターを使用可能です。全長は約227mmで、刃長は約109mm。刃厚は約3.2mmで、重さは約233gとなっています。

▲「ロンボ ブラックブレード(S)」

平たい形の「ロンボ ブラックブレード(S)」(2万4200円)は、料理で活躍するモデル。刻む、断ち切る、皮をむく、スライスする、潰すなど、これ1本でさまざまな調理に対応します。バランスがほぼ中心にあり、手が疲れにくいのも特徴。全長は約200mmで、刃長は約119mm。刃厚は約2.5mmで、重さは約195gです。

4本のナイフのモデル名に付けられているのは、モーラ地方でのナイフ作りの歴史に大きな影響を与えた、4人の「Anders(アンデシュ)」氏の“ファームネーム”(同名の人を呼び分けるために付けられた先祖や出身地にちなんだ名前)。パッケージにはそれぞれの名前の由来になった人物の物語が記されているなど、偉大な先人たちへのリスペクトが込められています。

▲「ダングラー10」

ナイフ以外では、ナイフをベルトにつり下げる際にレザーケースを延長できる「ダングラー 10」(2970円)もラインナップ。シースとベルト間の距離をのばし、出し入れをスムーズにするアクセサリーです。

丈夫で扱いやすく見た目も美しい、モーラナイフの新コレクション。ブレードにリサイクルステンレススチールを採用していたり、森林保全を目的とした“FSC認証”を受けた森林の木材を使っていたり、レザーなめしに化学薬品を使っていなかったりと、サステナブルな一面もあります。自然の中で使うモノだから、自然にやさしい道具を選びたいですよね。

>> モーラナイフ

<文/&GP>

 

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