5月6日(土)に行われるチャールズ国王の戴冠式。リハーサルに関する情報が流出した。戴冠式ではまずチャールズ国王がパレード。バッキンガム宮殿からウェストミンスター寺院に向かう。寺院で戴冠式が終わると国王はロイヤルファミリーとパレード。一行は宮殿に戻りバルコニーに立つ。このパレードのメンバーにヘンリー王子とメーガン妃が含まれていないことが明らかになった。新聞「ロンドンタイムズ」が報じている。

パレードに参加するのはウィリアム皇太子とキャサリン皇太子一家、アン王女と夫のティモシー・ローレンス、エドワード王子とソフィー妃ら。同紙によると公務を引退中のアンドルー王子、王子の娘のベアトリス王女とユージェニー王女もメンバーには含まれていない。エンタメサイト「デッドライン」は王室がパレードの顔ぶれを「公務を行っているロイヤルとその家族」だけに限定した可能性が高いと報じている。

王室がヘンリー王子とメーガン妃を戴冠式に招待したことは既に2人のスポークスパーソンが発表している。スポークスパーソンは子どもたち−アーチー王子とリリベット王女については触れなかったが、同紙によるとアーチー王子らは招待されていないという。

この「ロンドンタイムズ」のリークと前後して新聞「デイリーミラー」など複数のマスコミが戴冠式に関する関係者の証言を入手した。このパレードのメンバーが宮殿のバルコニーに出て国民に手を振ると見られているが、ヘンリー王子とメーガン妃は自分たちもバルコニーに立たせるように要求しているという。関係者は「王室はできるだけ早く交渉をまとめようとしている。そうでないと式の準備が混乱状態に陥ってしまう可能性がある」「交渉が膠着し、ヘンリー王子たちが出席しないこともあり得る。王室はそうならないように全力を尽くしている」と話している。

関係者からは「ヘンリー王子とメーガン妃は戴冠式の日に宮殿で家族たちと過ごしたいと求めている。式の日はアーチー王子の誕生日だ。だから王子と妃はランチやカクテルレセプションのときに『お誕生日おめでとう』という一言でいいから国王に誕生日について触れてほしいと考えている」という証言も飛び出している。王室が2人の要求にどのような態度を取るのか、続報に注目が集まっている。