新たな門出です。8日、広島県内のほとんどの公立中学校で卒業式が行われました。

天応中卒業生代表 沖元希海さん

「思い返すと私たちの学校生活は新型コロナウイルス感染症などで普段通りの日々を送ることができないことが多くありました。」

呉市の天応中学校では、3年生25人が卒業しますがそのほとんどがマスク姿でした。

国の方針に伴い、広島県教育委員会は、卒業生と教職員には式の間、マスクを外す事を基本にしていますが強制ではなく各自の自己判断です。

天応中学校は5年前の西日本豪雨災害で、校庭に土砂が流れるなどし使えなくなったため、天応小学校での授業を続けてきました。

2022年、新たな校舎も完成し、春から小中一貫校の「天応学園」として生まれ変わるため、天応中学校としては最後の卒業式となりました。

天応中卒業生代表 沖元希海さん

「創立約70年の歴史ある天応中学校の最後の卒業生として、これまでに卒業した先輩方の思いを背負い共に未来へ進んでいきます。」

8日は広島県内のほとんどの公立中学校で卒業式が行われました。