老舗と呼ばれる名店が数多く軒を連ねる街・神楽坂。

人に愛される“古き良き逸品”が生き残る街では、また“新しい逸品”が生まれている。

そんな中でも、おひとり様で気軽に行けるグルメは貴重な存在だ。

大人も満足なお手軽グルメが楽しめる神楽坂の新店を4軒、紹介しよう!


1.旨辛な痺れがクセになる!麻婆豆腐に大人たちが夢中
『フマポット』



真っ赤な辣油たっぷりだが辛さは程良い。油もサラリとしている。“ご飯に合う”がコンセプトなので食べ過ぎ覚悟でいざ!

食欲を刺激する!マグマのようなビジュアル


真っ白な壁とテーブルはまるでカフェのようだが実は中国料理店。それも、痺れる辛さでリピーター続出とうわさの麻婆豆腐が食べられる。

「豆板醤は数種類をブレンドし、唐辛子や山椒などのスパイスは約30種類ほど使っています」とは、店長の小宮隆之さん。

刺激的なその味は、お酒でも白飯でもお代わり必至!


ランチはいろいろ付いて大満足!


週替わりの小鉢2品、スープ、玄米ブレンドのご飯、杏仁豆腐付き。五ツ星マイスターが選ぶお米は麻婆豆腐に負けない美味しさ。

ランチはご飯お代わり自由。「本格四川麻婆豆腐 御膳」1,200円。




夜限定の「よだれ鶏」や「水餃子」も本場さながらの味なので要チェックだ。


■店舗概要
店名:フマポット
住所:新宿区矢来町1-22 矢来イーストビル 1F
TEL:03-3269-2707
営業時間:【月〜金】ランチ 11:30〜(L.O.14:30)
          ディナー 17:00〜(L.O.20:30)
     【土・日・祝】ランチ 11:30〜(L.O.15:30)
            ディナー 17:00〜(L.O.20:30)
定休日:不定休
席数:テーブル18席



2.大人たちも抗えない厚切りベーコンの背徳感
『カルボナーラ専門店 HASEGAWA』



「王道ベーコンのカルボナーラ」1,580円。この店のスタンダードなカルボナーラ。厚切りのベーコンがゴロゴロと乗り食べ応え抜群

これでもかと振りかけられたブラックペッパーがアクセント


「老若男女に愛される究極のカルボナーラを」と、料理人の長谷川浩平さんが開いた店。

子どもの頃からお母さんが作るカルボナーラが大好きで、イタリアンの料理人となって理想形を追求したのだという。

「濃厚だけど重たくない味を目指しました」というカルボナーラは、生クリームを使わないのでコクはあってもしつこくない。




カントリー調の店内は温もりのある懐かしい空気が流れ、料理の美味しさを助長する。


こだわりのワインもそろう!


すっきりとした白ワインとの相性がいい。

左は熟したアプリコットなどのニュアンスがあるピノグリージョ、右はトレッビアーノなどを使った爽快な味わいの一本。


■店舗概要
店名:カルボナーラ専門店 HASEGAWA
住所:新宿区神楽坂3-6 金井ビル B1F
TEL:03-3260-5747
営業時間:【火〜金】ランチ 11:30〜(L.O.14:00)
          ディナー 17:30〜(L.O.20:30)
     【土・日・祝】ランチ 11:30〜(L.O.14:30)
            ディナー 17:30〜(L.O.20:30)
定休日:月曜
席数:カウンター6席、テーブル18席



3.A5黒毛和牛を使った贅沢丼に悶絶必死!
『誇味山 奏』



「炭火焼肉丼」(990円)にプラス80円で卵黄トッピング。途中で濃厚な卵黄を混ぜればまた贅沢。日によってタンシタ角煮が乗ることも

カットの異なる肉は食べ進むごとにまた楽しい


西麻布で人気の焼肉店『誇味山』の2号店として2020年にオープン。

2階は有名人の利用も多い隠れ家焼肉だが、レトロモダンなインテリアの1階は丼1杯から楽しめる気軽な食堂だ。

とはいえ、同じ上質な近江牛、味付けは『誇味山』名物のあのクセになる絶品ダレである。




「芸者さんがお稽古帰りによく来ますよ」と、店長の杉田昌文さん。

口の肥えた色街の花の胃袋もわしづかみだ。


■店舗概要
店名:誇味山 奏
住所:新宿区若宮町10 プレール神楽坂 1F/2F
TEL:03-5579-8429
営業時間:ランチ 12:00〜(L.O.14:30)
     ディナー 17:00〜22:00
定休日:月曜
席数:1Fテーブル16席、2Fテーブル22席



4.女性ひとり客も入りやすいポップな家系がオープン
『神楽坂家系ラーメン モンタナ』



「モンタ麺」(1,000円)のスープはバランスが良くまろやか。中太の麺は食べやすいように短くカットされている。ショウガや辛子高菜など卓上トッピングも充実

多めののりトッピングがさっぱり完食できる秘密


ラーメン店の多い神楽坂にお洒落な看板が目を引く家系ラーメンが誕生した。

街の雰囲気を乱すことなく誰もが入りやすい店を目指したそうで、店内にはヒップホップが流れ、お洒落なポスターが飾られている。


スープを完飲すれば“モンタナ”の顔が!


ラーメン鉢の底には有名な映画の主人公の顔が出てくる遊び心も。これもスープを飲み切る客が多い証しだ。

店内にも映画にまつわるポスターが貼られ、洒落た雰囲気に。



ラーメン店というよりカジュアルなバーのよう。

王道の「モンタ麺」は「毎日食べても飽きない味です」と店長の大塚一広さん。

くど過ぎずペロリといけちゃうと、女性客も多い。


■店舗概要
店名:神楽坂家系ラーメン モンタナ
住所:新宿区神楽坂5-8 かぐら坂5丁目ビル 1F
TEL:非公開
営業時間:ランチ 11:00〜16:00
     ディナー 17:00〜22:00
定休日:無休
席数:カウンター7席




麻婆豆腐やカルボナーラなど、バリエーション豊富なお手軽グルメがずらり。

神楽坂の食偏差値の高さを感じられる話題の新店に、気楽に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

▶このほか:日向坂46・佐々木久美が、神楽坂の路地の奥へ。フレンチで大人の時間を過ごした夜



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。