女優の今田美桜さんが撮影で足を運んだのは、神楽坂の人気店『日本料理 一凛』。

神宮前で愛された和食店が、神楽坂で新たにオープンした、いま注目の店だ。

2回に渡ってお送りしている、今田さんの記事の後編です。

▶前編はこちら:「まだまだ揺らいでしまう…」26歳を迎える今田美桜が語った、理想の女性像とは

【後編】
■今田美桜さんの心を掴んだ、神楽坂の美麗な日本料理店
■【WEB限定】編集部は見た!今田さんの撮影当日の裏話


神宮前で看板を掲げていた『日本料理 一凛』が、2022年7月、神楽坂の地に新たにオープン。

明朗快活な語りで笑いを巻き起こしつつ、日本の心を料理で伝える料理人・橋本幹造さんの世界観に魅了されること必至だ。



【未公開カット!】瞳を輝かせてお料理を待つ、ワクワクする時間

日本の美意識を感じさせる空間で、志高き料理人の心意気に打たれる愉悦


「“一”は原点。“凛”は凛とする。つまり、きちんと仕込みをしてからお客さまをお出迎えする。店名に込めた想いは、今も決して変わりません」

そう語るのは『日本料理 一凛』の店主・橋本幹造さん。

2007年の開業後、2009年に一ツ星、2012年には二ツ星を獲得。そして、昨年7月、神楽坂で新たなスタートを切った。




「雲子のみぞれ鍋」。

陰の主役は市場にほとんど出回らない秋田の伝統野菜「しぼり大根」。その辛味を酢橘の爽やかさが引き立てる。

器は特注の京焼。橋本さんは器への想いも強く、他に岡本作礼氏や中尾万作氏の作品を用いて日本料理の美を伝える。



この日のおまかせコース(22,000円)より。京都の名店で修業を積んだ店主・橋本さんの包丁が冴える「明石鯛のお造り」。石川県能登半島の珠洲の塩や、煎り酒といただく


大切にしているのは、全国各地の生産者と交わり、日本料理の伝統に根ざしながら素材に見合った調理を施すこと。

この日は、明石鯛や、雲子、秋田の伝統野菜、京都の冬野菜など、旬の食材が、橋本さんの手によって透明感のある料理に仕立てられていき、今田さんも「言葉ひとつに食材への愛を感じる」と賞賛。




移ろう季節の中の“今”を表現する名物の豆皿八寸を口にした今田さん。



「とても細やかな盛り付けで美しいですね。日本料理の素晴らしさに目覚めました」と、満面の笑みを浮かべた


手間はかけるが、余計な手は加えない。素材の旨さを徹底的に引き出すことで生まれる味わいは、はかなくもおだやかな余韻をもたらす。

「季節をいとおしむ日本人の心を伝えたい」という橋本さんの言葉に納得だ。

ひと箸ごとにその志が通った美味しさに惚れ込み、日本に生まれてよかったとしみじみすることだろう。




18歳で料理の道に入り、日本料理ひと筋でやってきた店主の橋本幹造さん。

温かな人柄に惹かれて通うファンも多く、その日に居合わせた客同士が仲良くなることも珍しくないとか。


【WEB限定】編集部は見た!今田さんの撮影当日の裏話


表紙撮影が行われた12月某日は非常に冷え込む夜でしたが、今田美桜さん「今夜は何をいただけるのかな♪」とご機嫌の様子。

撮影場所の『日本料理 一凛』の入り口にかかる暖簾を見て「とってもいい雰囲気」とポツリ。

お店に興味津々で、ニコニコとお店を見回す様子も、とてもチャーミングでした。


▶前編はこちら:「まだまだ揺らいでしまう…」26歳を迎える今田美桜が語った、理想の女性像とは

■プロフィール
今田美桜 1997年生まれ。福岡県出身。現在の事務所からのスカウトをきっかけに上京し、“福岡一かわいい女の子”として話題となる。2021年の映画『東京リベンジャーズ』で、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

■衣装
ジャケット 176,000円、トップス 57,200円、スカート 90,200円、ベルト 20,900円〈すべてヌメロ ヴェントゥーノ/イザ TEL:0120-135-015〉、バッグ 233,200円〈ジミー チュウ TEL:0120-013-700〉、シューズ/スタイリスト私物


■店舗概要
店名:日本料理 一凛
住所:新宿区袋町3-4 クレール神楽坂14 3F
TEL:03-6265-0554
営業時間:18:00〜(L.O.20:00)
定休日:日曜、祝日
席数:カウンター8席、テーブル10席


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東京カレンダー最新号では、今田美桜さんのインタビュー全文をお読みいただけます。
東カレに語ってくれた、今田さんが興味を抱いている、日本文化の話とは?

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