飲酒運転でひき逃げ事故起こした容疑でアルバイト従業員の男逮捕 広島・坂町の国道
広島県坂町の国道で、飲酒運転で事故を起こし女性にけがをさせて逃走したとして、呉市に住むアルバイト従業員の男が逮捕されました。
21歳の男は、28日午前8時半ごろ、広島県坂町の国道31号で、酒を飲んだ状態で軽自動車を運転し、前を走っていた原付バイクに追突して、乗っていた女性(25)にけがをさせたうえ、そのまま逃走した疑いがもたれています。女性は腰を打つなど軽傷です。
警察によりますと、21歳の男は約3時間半後に身柄を確保された際、呼気から基準の約1.5倍のアルコールが検知されました。
21歳の男は「免許がなくなるのが嫌だったので逃げた。」と容疑を認めています。
一方、広島市内では、飲酒運転ゼロを呼びかけるイベントが開かれました。
会場では、飲酒に関するクイズのほか、酒に酔った状態を疑似体験できる特殊なゴーグルも登場しました。
参加者
「お酒は楽しいけど怖さもあるというのを(周りの人に)伝えたい。」
中国新聞社地域ビジネス局 平佳織さん
「広島県の知識をナンバーワン県にということで、根本的な知識から皆さんに身につけてもらいたい。」
警察によりますと、広島県内の飲酒運転による事故は、2022年50件起きていて、特に40代が多いということです。