【サウジカップデー】矢作師「(最もチャンスなのは)コンティノアールです」公式会見一問一答
22日、サウジカップデーに管理馬を4頭出走させる、矢作芳人調教師が現地での公式会見に出席、意気込みを語った。
矢作芳人調教師、一問一答
●ようこそサウジアラビアへ
「去年は芝のレース(レッドシーターフ)だったんですが、昨年のいい思い出があるので戻って参りました」
●パンサラッサの調教を見ての状態は?
「輸送は慣れていて輸送が好きな馬ですので、何も問題なく満足しています。今日の調教自体は良かったのですが、ここのダートにフィットするかどうかが1番の問題と考えています」
●パンサラッサはダートで1度しか走っていないのですが、芝で実績のある馬をダートのサウジカップに出走させた理由は?
「日本のダートとサウジアラビアのダートは異質なものなので、別で考えています。(出走の)決め手となったのは自分のフィーリングです」
●昨年は中山記念とドバイターフを連勝しているが、パンサラッサはこのシーズンに調子がピークになるような馬なのか?
「特にそうとは思っていませんが、中山記念からドバイターフというローテーションは、サウジアラビアからドバイというローテーションと同じで、いいローテーションだと考えています」
●日本馬は6頭が出走するがライバルは?
「難しいなぁ(笑)」
●サウジカップは矢作師にとってどのような意味を持つレースなのか?
「ブリーダーズカップも日本人で初めて勝てたことに一番のやりがいを感じてました。サウジカップは日本の馬の最高着順が6着ですので、勝てば日本の競馬にとって非常にセンセーショナルなことだと考えています。是非それを達成したいです」
●サウジダービーのコンティノアールについては?
「2戦目でハナだけ負けましたけど、その時は明らかに調整を失敗したなと思うところがありましたので、日本の3歳のダートではこの馬が一番強いと自信を持っています」
●リヤドダートスプリントのジャスティンは2年前の6着に比べて?
「2年前(6着)のレース前に考えられないようなトラブルに見舞われました。あの時よりは確実にいいと思います」
●1351ターフスプリントのバスラットレオンに関しては?
「彼のベストディスタンスは7ハロンだと考えているので、非常にいい距離だと思います。日本でいう「二刀流」で、芝、ダートやコンディションををまったく問わないので、そのあたりに期待しています。
●4頭の中で最もチャンスがある馬は?
「コンティノアールです」