【大井・金盃】御神本「本当に手探り」8番人気カイルが勝利
22日、大井競馬場で行われた11R・金盃(S2・4歳上オープン・ダ2600m)は、御神本訓史騎乗の8番人気、カイル(牡4・浦和・小久保智)が勝利した。アタマ差の2着にトーセンブル(牡8・船橋・山中尊徳)、3着に2番人気のセイカメテオポリス(牡5・大井・渡邉和雄)が入った。勝ちタイムは2:49.2(良)。
1番人気で森泰斗騎乗、コバルトウィング(せん6・大井・藤田輝信)は、14着敗退。
金盃、勝利ジョッキーコメント
1着 カイル
御神本訓史騎手
「ゲートで皆さんに迷惑をかけてしまい、かなり反省しております。初めて乗せていただいたのですが、結果的に1位でゴール板を駆け抜けることができて嬉しく思っております。初めてのことが多く、事前に聞いていたことよりも違いすぎることが多かったので本当に手探り状態でした。ゲートのアクシデントもあり、見切り発車でゲートも開いてしまった感じです。内目の枠だったのでスタート後は経済コースを通るというプランどおりでした。あとは前よりの人気馬の馬を見ながらという感じでスムーズにいったと思います。抜群の手ごたえというわけではなかったのですが、じりじり差はつまってきて前の達城騎手の馬(トーセンブル)と後ろから本田騎手の馬(セイカメテオポリス)と挟まれたことによって馬(カイル)も火が付いたようで一生懸命走ってくれたので最後のゴール板を1位で駆け抜けることができたと思ってます。周りから拝見していたんですが、ダービー後は少し不甲斐ないというか元気のないレースが続いていたため、まさか自分に手綱を託されるとは思っていなかったです。良い結果を残すことができ、去年のダービー馬の背中を知ることができて本当に光栄に思っています。これからもカイルの応援をよろしくお願いいたします」
小久保智調教師
「ゲート入りで渋ってしまいましたので、(勝利したことは)嬉しいですが、反省しております。きっかけさえあれば、というつもりでやっていたので、ここで結果が出て良かったなと思っています。少しスタートが悪かったのですが、逃げていたのがランリョウオーで、そこまでペースが速くならず、離されなかったのは良かったと思います。ダービーの時もそうでしたが、悪癖を出すときは調子が良い時なので、今日は調子が良かったのかなと思います。(次走の予定は)もう一度しっかり調教しなおして、みなさんに迷惑をかけないように整えてからのプランなので、まだ何とも言えないです。(今年のカイルとの目標は)今年はJBCを目指して頑張りたいと思います。スッキリ勝てるよう頑張ります。これからも応援お願いします」
カイル 18戦4勝
(牡4・浦和・小久保智)
父:トーセンブライト
母:トーセンヴェール
母父:クロフネ
馬主:島川隆哉
生産者:エスティファーム
【全着順】
1着 カイル
2着 トーセンブル
3着 セイカメテオポリス
4着 マンガン
5着 コスモポポラリタ
6着 ランリョウオー
7着 サンビュート
8着 ドスハーツ
9着 サトノプライム
10着 サトノディード
11着 パストーソ
12着 ブラヴール
13着 ウラノメトリア
14着 コバルトウィング
15着 メイショウワザシ
16着 タイサイ