【農家直伝】白菜は「生」こそ至高!?芯までウマイ「白菜のコールスロー」作ってみた!旬の甘さヤバッ♡

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白菜といえば、鍋や炒め物など加熱料理向きのイメージですが、実は「生」で食べてもおいしい野菜なんです。岡山県総社市の「メゾンやまて」で白菜を栽培する高越友紀さんのイチオシは、芯まで余すことなくいただく「コールスローサラダ」。作り方はもちろん、生で食べる際には欠かせない、新鮮な白菜の選び方も教わりましたよ~。では、さっそく。

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冬の白菜は、寒さによって栄養をしっかりと蓄え、甘みも強いのが特徴。「旬の今こそ、生の白菜を味わってみてください」と話す、高越友紀さん。



「キャベツで作るコールスローが大好きなので、白菜でもいけるのでは?と思って作ってみたレシピです。白菜の芯のシャッキシャキ感は食べ応えもあってやみつきになりますよ!」(高越さん)

甘くてシャキシャキーン!「白菜のコールスローサラダ」



材料(2人分)
白菜…4~5枚
かぶ…中1個
にんじん…1/2本
塩…小さじ1
砂糖…大さじ2
酢…大さじ3
マヨネーズ…大さじ3
黒こしょう(お好みで)



作り方
1. 白菜、かぶ、にんじんはすべて1㎝程度の角切りにする。





2. 保存用袋に1を入れ、塩を振り入れたらしっかり揉み込む。





3. しばらく置いて水が出たら、袋の下の角を切り、水気をしっかりと絞る。





白菜は水分が多いので、たくさん水が出ます。
ポリ袋を使っているので、ギュギュッと絞っても、手が汚れないのは、うれしい~!

4. ボールに3と、砂糖、酢、マヨネーズを入れてよく混ぜ合わせたら完成!





「採れたてで新鮮な白菜は本当に甘い!その甘さがコールスローにぴったりなんです。黒こしょうをかけてもおいしいですよ~」(高越さん)



シンプルな味付けは、ピクルスとまではいかないものの、酢が効いていてさっぱりとした味わい。
砂糖を使うことで、自然なトロミが出て、味なじみも抜群!あとを引く美味しさです。

旬の白菜、より新鮮なものはどう見分ける?



高越さん直伝、より新鮮でおいしい白菜を見分ける3か条がこちら!

①ずっしりと重いものは葉が詰まっている証拠!
②形が左右均等でまっすぐなのは生育状況よし
③葉にツヤ、ハリがあるものは鮮度抜群!

では詳しく見ていきましょう。

①ずっしりと重いものは葉が詰まっている証拠!

「まず一番わかりやすいのが白菜の重さです。持ち比べてみて、ずっしりと重みを感じるものは、葉がしっかり詰まっていておいしいですよ」(高越さん)



②形が左右均等でまっすぐなのは生育状況よし

「野菜の生育は、天候や環境が影響しやすいですが、形が左右均等でまっすぐ育ったものは生育状況がよかった証。つまり味もいい!」(高越さん)



③葉にツヤ、ハリがあるものは鮮度抜群!

「収穫してすぐの白菜はやはり、水分たっぷりで葉にツヤとハリがあります。反対に収穫から時間が経つと、葉がしんなりとしてツヤが失われてしまうんです」(高越さん)



ちなみに、カットされて売られている白菜の場合、断面が緑色になっているものは収穫から時間が経っている可能性が高いとか。また、お尻の部分がちょっと黒くなっている場合も鮮度が落ちていることも。



新鮮なものを選んで、ぜひ旬の白菜の生のおいしさを味わってくださいね。

メゾンやまて

高越友紀さん

セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。

●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/