【農家直伝】飴色玉ねぎ…じゃない「飴色白菜」で「白菜グラタンスープ」作ってみた！あっさりコク旨～♡
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料理の旨みがレベチに!?「飴色白菜」
「玉ねぎが高いときに、もしかして飴色玉ねぎって白菜でも代用できるのでは？と思いついたレシピなんです」と話すのは、岡山県総社市の「メゾンやまて」を営む高越友紀さん。
白菜は、味が淡白なイメージですが、実は、旨み成分である「グルタミン酸」がたっぷり含まれているそう。じっくりと加熱することで、甘みとコクがギュッと濃縮されるとか。
では、さっそく作り方を見ていきましょう。
1．白菜の芯の白いところだけを切り取る。
2．切り取った芯を千切りにする。
このとき、繊維を断つように切るのがポイント！
繊維に沿って切ると、シャキシャキ感が残り、口当たりが悪くなるので、ご注意を。
3．サラダ油を引いたフライパンで弱火で炒める。
じっくりじっくり炒めて、水分を飛ばします！
4．飴色になったら完成！
「見た目は飴色玉ねぎそのものでしょう？ わたしは、これで、グラタンスープを作ります」（高越さん）
白菜の意外な一面!? とろ～り「白菜グラタンスープ」
材料（2人分）
飴色白菜…白菜の外葉6枚分くらい
水…700ml
コンソメ（固形タイプ）…2個
塩・黒こしょう…各適量
ピザ用チーズ…適量
フランスパン（薄切り）…2枚（お好みで）
作り方
1. 鍋に飴色白菜と水、コンソメを入れ、中火にかける。
2. 5分ほど煮立てたら塩、黒こしょうで味を整える。
3. 耐熱容器に2を入れ、パンとチーズをのせ、250℃のオーブントースターで5分ほど加熱する。
バゲットは、あらかじめ3~4分トースターで焼いておくと、パンにしっかり焦げ目が付き、さらにおいしく食べられます。
4．チーズに焼き色が付いたら、完成！
「飴色白菜で作るグラタンスープは、食べても白菜感はほぼゼロ！コクと甘みがしっかりありながらも、玉ねぎよりあっさりした味わいです。白菜が余ってしまったときはもちろん、玉ねぎの代用としても、ばっちり使えますよ」（高越さん）
飴色白菜単体で食べたときは、あまり味が感じられなかったのですが、スープにしたとたん、口の中にジュワ―っと旨みが広がりました。
飴色白菜、アリです！
番外編：余った葉は、味噌汁にイン
今回は、芯のみを使ったので、余った葉は、ザク切りにして、レンチンして味噌汁にしました。
白菜の葉って、外側のしなびた葉1～2枚を剥してから使うという人もいるかもしれませんが、捨てるなんてもったいない！
芯の部分は、ぜひ飴色白菜にしてみてくださいね。作るのに、ちょっと手間がかかりますが、意外なおいしさに出会えますよ。
メゾンやまて
高越友紀さん
セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a（アール）の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。
●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/
