ノルウェー次期主力戦車「レオパルト2A7」に決定 韓国K2とのトライアル結果
現在運用中の「レオパルト2A4」はどうするのでしょう。
引き渡し開始は2026年の予定
ノルウェー国防省は2023年2月3日、陸軍の次期主力戦車(MBT)にドイツ製「レオパルト2A7」を採用したと発表しました。
ノルウェーが採用を決めた「レオパルト2A7」(乗りものニュース編集部撮影/画像:)。
調達数は54両、さらにオプションで18両を追加調達する可能性があり、引き渡しは2026年からを予定しているとのこと。これによりノルウェー陸軍の戦力は大幅に強化されるとしています。
ノルウェーでは、次期主力戦車の選定について、2021年末までにドイツのクラウス・マッファイ・ヴェグマン(KMW)社製レオパルト2A7と、韓国ヒュンダイ・ロテム社製K2「ブラックパンサー」の2車種に絞り、翌2022年1月より各種テストを行っていました。
そして一連の比較試験の結果、前者に決めたそうです。なお、当初は2025年から新型戦車の導入を開始する計画で、それに向け2022年末には車種を決める予定でした。