<体育の授業でプロバスケを体験!>子どもたちの変化は?プロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」とクルマのサブスク「KINTO」の取り組み
コロナ禍で学校行事やスポーツに取り組む機会が減っている、そう感じたことはありませんか? 東京都・渋谷区立上原小学校では、「子どもたちにスポーツを通じて特別な体験と思い出を作ってほしい」との思いから、プロの指導を受けられる授業を行うことにしました。B.LEAGUE所属のプロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」の授業を受けた子どもたちに、ある驚きの変化が……。
体育の授業でバスケットボール「本物を体験させてあげたい」
2022年12月。東京都・渋谷区上原小学校では、5年生の2クラスを対象に、体育の授業で「バスケキャラバン by KINTO」を実施しました。これはプロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」と、オフィシャルパートナーでありクルマのサブスクリプションサービスを展開する株式会社KINTO主催のイベント。「子どもたちに“本物”を体験させてあげたい」という5年生の担任、三浦潤先生の思いから、プロバスケットボールチームのコーチを呼んで特別授業を開催しました。
プロからの指導後、シュートが決まるように!
指導に当たってくれたのは、アルバルク東京アカデミーコーチの草野佳苗さんとU18ヘッドコーチの桝本純也さん。まず子どもたちは、プロが使うボールを手に取り、練習がスタート。笛の合図に合わせてドリブルをしたり、しゃがんだり。笛の音が鳴るたびに子どもたちは、夢中になってボールを追いかけます。最初は笑顔だった子どもたちも、だんだんと真剣な表情をする子が増えてきて、熱が入っているよう。
続いてシュート練習。ミニバス経験のある子はシュートが一発で決まる一方、未経験の子たちのなかにはシュートが決まらない子も。すると草野アカデミーコーチが子どもたちを集めて、「シュートを決めるコツは、まっすぐ高くボールを投げること」とアドバイス。たったこれだけのアドバイスだったのですが、シュート練習を再開した子どもたちは、次々にシュートが決まるように! 嬉しい変化に子どもたちは大喜びし、さらに気合が入ります。
言葉の壁を超えて仲間と一体感を味わえる
3カ月前に中国から日本に引っ越してきたばかりの男の子が、練習を通してクラスの子たちと打ち解けている様子も見られました。
「彼はまだうまく日本語が話せないから、私たち教師やクラスの子どもたちとは翻訳機を使って会話をします。そのため、まだぎこちないところもありました。今日の授業でクラスの子どもたちと抱き合って喜んでいる姿を見て、かなり打ち解けてきたんじゃないかなと嬉しく思います」と三浦先生。スポーツは、言葉を超えた友達の輪が広がるきっかけになりそうですね。
受験でミニバスを休会。改めて楽しさを実感できた
バスケットボールの授業に参加した子どもたちはどう感じているのでしょうか?
ミニバス経験者のりく君は、学校の授業を通しての練習をどう感じたのでしょうか?
赤い公式キャップを子どもたちにプレゼント「試合会場で再会できたら」
授業の最後には、この活動をサポートする株式会社KINTO・間坂晶子さんから子どもたちへ、アルバルク東京×KINTOのオリジナルキャップをプレゼント。「コロナ禍で子どもたちの運動の機会が減っています。バスケットボールの練習などを通して、子どもたちが元気に活動してくれたらうれしいです」とコメント。
「今日プレゼントした赤いキャップを被って、アルバルク東京の試合を応援しにきてくださいね」との言葉に、子どもたちも嬉しそう。実際、プレゼントした赤い公式キャップを被って、アルバルク東京の試合を見に来てくれる子どもたちもいるそうです。バスケットボールの授業やキャップのプレゼントを通して、子どもたちがスポーツに興味を持ち、楽しむ機会が増えていくといいですね。
【つぎ】の記事:わんぱく坊主でも「静かにして」と言われなかった。プロバスケットボール選手の幼少期とは?【アルバルク東京・安藤周人選手】
取材、文・間野由利子 編集・荻野実紀子
2022年12月。東京都・渋谷区上原小学校では、5年生の2クラスを対象に、体育の授業で「バスケキャラバン by KINTO」を実施しました。これはプロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」と、オフィシャルパートナーでありクルマのサブスクリプションサービスを展開する株式会社KINTO主催のイベント。「子どもたちに“本物”を体験させてあげたい」という5年生の担任、三浦潤先生の思いから、プロバスケットボールチームのコーチを呼んで特別授業を開催しました。
プロからの指導後、シュートが決まるように!
指導に当たってくれたのは、アルバルク東京アカデミーコーチの草野佳苗さんとU18ヘッドコーチの桝本純也さん。まず子どもたちは、プロが使うボールを手に取り、練習がスタート。笛の合図に合わせてドリブルをしたり、しゃがんだり。笛の音が鳴るたびに子どもたちは、夢中になってボールを追いかけます。最初は笑顔だった子どもたちも、だんだんと真剣な表情をする子が増えてきて、熱が入っているよう。
続いてシュート練習。ミニバス経験のある子はシュートが一発で決まる一方、未経験の子たちのなかにはシュートが決まらない子も。すると草野アカデミーコーチが子どもたちを集めて、「シュートを決めるコツは、まっすぐ高くボールを投げること」とアドバイス。たったこれだけのアドバイスだったのですが、シュート練習を再開した子どもたちは、次々にシュートが決まるように! 嬉しい変化に子どもたちは大喜びし、さらに気合が入ります。
言葉の壁を超えて仲間と一体感を味わえる
3カ月前に中国から日本に引っ越してきたばかりの男の子が、練習を通してクラスの子たちと打ち解けている様子も見られました。
「彼はまだうまく日本語が話せないから、私たち教師やクラスの子どもたちとは翻訳機を使って会話をします。そのため、まだぎこちないところもありました。今日の授業でクラスの子どもたちと抱き合って喜んでいる姿を見て、かなり打ち解けてきたんじゃないかなと嬉しく思います」と三浦先生。スポーツは、言葉を超えた友達の輪が広がるきっかけになりそうですね。
受験でミニバスを休会。改めて楽しさを実感できた
バスケットボールの授業に参加した子どもたちはどう感じているのでしょうか?
『バスケットボールの基礎的な知識が学べて楽しかった。ドリブルしているときが一番楽しくて、コーチに教えてもらったことで、自分でもちょっとだけ上達したんじゃないかなと思えた』(せいのすけくん)
『初めてバスケットボールの試合をやったら、すごく楽しかった』(あゆのちゃん)
『バスケットボールの試合を応援するチアリーディングの活動をしている。いつもはハーフタイムで応援するけど、今日は自分が試合に出られたからとても嬉しかった』(まりかちゃん)
ミニバス経験者のりく君は、学校の授業を通しての練習をどう感じたのでしょうか?
『中学受験のためにミニバスを4年生でやめたけど、今日の授業で楽しかったことを思い出しました。受験が終わった2月か3月頃から、またバスケットボールの練習を再開したいです。今日の授業を企画してくれた先生たちには、感謝の気持ちでいっぱいです』
赤い公式キャップを子どもたちにプレゼント「試合会場で再会できたら」
授業の最後には、この活動をサポートする株式会社KINTO・間坂晶子さんから子どもたちへ、アルバルク東京×KINTOのオリジナルキャップをプレゼント。「コロナ禍で子どもたちの運動の機会が減っています。バスケットボールの練習などを通して、子どもたちが元気に活動してくれたらうれしいです」とコメント。
「今日プレゼントした赤いキャップを被って、アルバルク東京の試合を応援しにきてくださいね」との言葉に、子どもたちも嬉しそう。実際、プレゼントした赤い公式キャップを被って、アルバルク東京の試合を見に来てくれる子どもたちもいるそうです。バスケットボールの授業やキャップのプレゼントを通して、子どもたちがスポーツに興味を持ち、楽しむ機会が増えていくといいですね。
【つぎ】の記事:わんぱく坊主でも「静かにして」と言われなかった。プロバスケットボール選手の幼少期とは?【アルバルク東京・安藤周人選手】
取材、文・間野由利子 編集・荻野実紀子